尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を14年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、昨年からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらう事となりました。
今年も引き続き尾鷲高校美術部・書道部の子ども達に干支絵馬のデザインを考えていただきました。
そして、今日(9/25)、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(丑~うし)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「今年はコロナのようなことがあって大変だったので、来年は良い年なってもらいたいと願い縁起物の松竹梅を背景に描いたり、丑の絵がかわいいタッチなので目を力強くした。」とか「丑にも縁起を担いで福俵と御神紋を入れた。」など様々な感想が聞かれました。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬!
この絵馬が来年、神社を飾る干支大絵馬に!そして、初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になります。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬13枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。
心地よい涼しい風がただよう秋晴れの9月21日(月)、午前10時より敬老祭を執り行いました。
修祓→一拝→献饌と進め、祝詞では現在の日本の繁栄に尽力して下さったことに対する感謝とこれからも元気でご長寿いただく事を祈念しました。
続いて、玉串拝礼→撤饌→一拝を行い祭典を閉じました。
これからもたくさんの皆様のご参列を心からお待ちしております。
うだるような暑さが続く夏をむかえ、尾鷲も毎日朝から30℃を超える中、8月15日(土)午前9時、8月月次祭を執り行ないました。
例年だとお盆は帰省や観光客で賑やかになるのですが、今年はコロナウィルス感染症の影響で町中も寂しく参列者もいないと思っていました。
しかし、このような時だからこそ6名の氏子崇敬者󠄀がご参列下さり、その尊きお志と共に、まずは、大神等にコロナウィルス感染症の沈静・終息を祈願しました。
そして、8月15日は一般的には終戦日といわれています。
しかし、この日は正確には日本国が無条件降伏を受け入れて停戦状態になった日で、厳密に言えば連合国の占領政策が終え、日本が独立国として国家主権を回復した昭和27年4月28日(サンフランシスコ講和条約の発効)が本当の終戦日です。
とは言え、日本人にとって、戦争を終結することを知った8月15日、この日を終戦日と感じるのも最もです。
尾鷲神社では8月月次祭に合わせ、現在の日本の繁栄は、先の戦争で国のため、家族のためと戦い、尊き生命を燃やしていった御英霊のおかげである事を忘れてならないと御霊なごめ祭も執行しております。
今年も御霊なごめの祝詞を奏上し、最後に参列者の皆様と共に黙祷を捧げました。
様々な意見があるようですが、この戦没者慰霊顕彰には、政治(外交)や政教分離などは全く関係ありません。そして、決して影響を受けてならないものです。
日本人として、その尊き「こころ(精神)」を見忘れず、来年の御参拝をお待ちしております。
毎年、天気とにらめっこしながらの奉仕となる境内社の天照大神宮例祭!
今年はコロナウィルス感染症の拡大防止の観点から、神社総代有志と参列希望者のみで執行と致しましたところ、16名の参列者が集い、海の日の7月23日、午前11時から御祭神の天照大神の神威を仰ごうと厳かに執り行われました。
所定のところで修祓式を行い、本殿前に進み宮司1拝!続いて本殿の扉を開けて、常日頃から御守り導き戴いている感謝の気持ちとこれからのご指導などを祈る祝詞を奏上、更にコロナウィルス感染症の終息も願いました。
次に、奉祝として地元の中学生が舞姫を努めて「浦安の舞」を大神に献げて、最後に神職をはじめ、参列者の皆様に玉串拝礼を執り行い祭典を納めました。
来年もたくさんの方の御参拝を心よりお待ちしております。