今年もあと一ヶ月となった12月3日午前10時、来年も良き年になることを願い、縁起物御霊入れ清祓祭を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)で氏子崇敬者が授与する縁起物を拝殿に並べて鎮めの大太鼓と清鈴で祓い清め、特に今年は変異ウィルスなどによる第6波が拡大しないように特別な祈願祝詞を奏上して、神刀・草薙の剣の神威いただく剣金弊によって大神等の分御霊を授かりました。
最後に神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、御獅子祓いを行い御霊入れ祭をおさめました。
又、今年に引き続き初詣などの混雑の緩和を図るため、幸先詣として12月10日から授与を開始致します。(ただし、12月31日は授与不可ですのでご了承下さい)
授与終了は来年のどんど焼き(1月15日)まで!
なお、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
秋の季節を楽しむ間もなく、朝晩の冷え込みにすっかり冬の到来を感じさせる12月1日(水)に月旦祭を執り行いました。
今年最後の月旦祭でもあり、お集まり下さった10名以上の氏子崇敬者の皆様と、まずはコロナウィルス感染症の陽性者の減少、緊急事態宣言の解除へとお導き戴いた大神等へ感謝申し上げると共に、更に変異ウィルスによる第六波から護って下さるように願いました。
そして、今年もあと一ヶ月となり、やり残した事がなく残れる罪障があればと、神徳太鼓による太鼓大祓でお祓いし、新しい年を清々しく迎えることができるようにあわせ祈願しました。
今年も月次祭、年越しの大祓と祭典も残り僅かとなってきましたが、神社に参拝された氏子崇敬者の皆様のひとり一人の思い・願いが大神等に届き、これからの世情に反映されて新しい年の世界の恒久平和に繋がれていく事を期待しております。
皆様のご参拝を心からお待ちしております。
今年はコロナウィルス感染症の影響により長く緊急事態宣言が出され、ひとり一人が感染防止に注意する生活を余儀なくされてきました。
しかし、10月に全国的に解除となり、少しずつではありますが日常生活に戻ろうとしております。
そのような現状ではありますが、年末恒例行事の尾鷲市神宮大麻頒布始祭は、一応大事をとって尾鷲支部の神職だけで祭典を執り行いました。
午前10時、神前に来年用の神宮大麻と尾鷲神社神符を供え神宮大麻頒布祭を執行!
修祓後、神宮大麻と尾鷲神社神符を鎮めの大太鼓を叩きながら大祓󠄀詞を唱えて鈴でお祓󠄀いしました。
次にコロナウィルス感染症の沈静終息と迎え来る令和4年が良き年になります様にと!祝詞を奏上。
そして、剣金弊で大神等の神威を戴き、最後に玉串拝礼を行い神事をおさめました。
なお、今年も参集殿での神宮大麻頒布始式が中止となったので、各市内神社のお受けになる神宮大麻は、後日受け取りに来ていただく事と致しました。
これから年末年始にかけて、神職と総代が協力して、この神宮大麻と氏神神社の神符と合わせて、各氏子へ授与していただこうと各地をまわりますので是非、お受け下さいます様お願い致します。
なお、尾鷲神社にも神宮大麻はございますので、お受け忘れのないように新しい年をお迎え下さい。
大空が青色に染まり心地よい秋風が爽やかに吹く11月23日、午前10時より新嘗(にいなめ)祭を執り行いました。
日本は、天照大神の三大神勅(さんだいしんちょく)のひとつ「斎庭稲穂(ゆにはいなほ)」で授かった稲穂が基となり、農耕(稲作)文化が形成されて神代より代々と引き継がれてきております。
そのため、神社の祭典の中でも今年の実りを祈る祈年(きねん)祭、鎮座神の神威を崇め祝う例祭(れいさい)、そして、今回の新嘗(にいなめ)祭を神社三大式と称し、必ず本殿扉を開けて奉仕する大切な祭りと位置付けられています。
新嘗祭は、祈年祭に対し、今年の穀物・作物などの豊作(五穀豊穣~ごこくほうじょう)と氏子地域をはじめ、日本の安寧・発展を感謝する祭りです。
今年も氏子崇敬者の伊藤ご夫妻と川口氏、野原家から新米、沖中氏より初穂料、はし佐商店から鮮魚(鯛)のご奉納があり神前にお供えし大神等にお喜び戴きました。
地元の高校生の舞姫による「浦安の舞」の奉仕もあり、神社総代15名、氏子崇敬者1名、あわせて16名の参列者とともに今年の様々な実りやご加護に感謝申し上げました。
そして、今年もコロナウィルス感染症の沈静終息を祈願しました!
これからもたくさんのご参列をお持ちしております!
青空が広がりサヤサヤと清々しく秋風のそよぐ11月15日(月)午前9時より月次祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界平和を念頭において、大神等の御神力を賜わり、参列した氏子崇敬者の皆様と共に現在起きている様々な事項に対し祈念しております。
しかし、11月15日󠄀の月次祭では、日本を中心に世界の子ども達の成長を祈念する七五三祭として執り行っています。
今回は10名の氏子崇敬者が参列する中、尾鷲の子ども達と全国の子ども達、そして、世界の子ども達の健やかなる育成を祈願しました。
今年は月曜日でしたが、祭典後に七五三参りの個人祈祷でがあり境内に元気な子どもの姿が見られました。
これからの日本を背負って立つ子ども達の成長を心からお祈り申し上げます。
朝から晴れわたり、秋の空気が美味しく感じる11月3日(水)午前10時より明治祭を執り行われました。
一般に「文化の日」と呼ばれる祝日ですが、ご存知の通り、この日は明治天皇がお生まれになった日(明治節)です。
鎖国していた日本が当時の強国から開国を強いられた明治時代において明治天皇の示された五箇条のご誓文、教育勅語などの詔(みことのり)によって世界の強国に負けず、近代化に進む事ができ、現在の日本の繁栄と平和につながっております。
今年も日本の近代化へお導き下さった明治天皇の御功績を称えて感謝申し上げると共に1日でも早くコロナウィルス感染症の終息・征圧をして経済・景気を取り戻して、再び日本の良き国風に御導きいただくように祈願しました。
これからも御皇室の弥栄と萬世一系の継承が途切れる事無く続いていきますように心からお祈り申し上げます。
尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を15年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
現在では、子ども達の更なる啓発活動としてデザインから尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に作成してもらております。
今年もデザイン画が出来上がりましたので、10月6日、午後4時より神社で干支絵馬デザイン発表会を行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(寅~とら)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「今年は寅だったのでかわいいタッチではなく、強く雄々しい感じに描いた。」「雄々しい干支の絵でコロナを打ち負かして、更に縁起の良い松竹梅を背景に描くことで来年は良い年なってもらいたいと願った。」など様々な感想がありました。
縁起を担いで御神紋を纏った小槌も描かれた雄々しい寅のデザイン!正に尾鷲ならではのオリジナル干支絵馬です!
この絵馬が来年、神社を飾る干支大絵馬に!そして、初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になります。
この干支大絵馬と今まで作成してきた一回り分の大絵馬12枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。