山並みに秋模様が見え始めた9月27日(日)に伊勢大神楽講社・紀州支部山城修社中の皆様から「獅子頭」の奉納がありました。
山城修氏は、子どもの頃から地元の尾鷲の町中で神楽を舞っていて、現在は山城修社中を構え、伊勢神宮や三重県或いは奈良県に出向き、神楽祓いの奉仕を長年勤めて来たそうです。
そして、新しい令和の代をお祝いし御大典奉祝も兼ねて、その高きお志から祈祷などで御獅子祓いを行っている氏神神社の尾鷲神社に「獅子頭」を奉納したいとお申し出をいただきました。
今日も奈良県の方へ出向くところ、朝8時30分に神前で「獅子頭」奉納式を行い、御霊入れと同時に山城修社中の皆様のご清栄を祈念しました。
山城様の思いも踏まえ、奉納下さった獅子頭を大獅子、今までものを小獅子を称して毎年の新春太鼓大祓式(1月1日~午前11時から)などで氏子崇敬者の祓神事で使わせていただく所存です。
9月28日、氏子の川口様より今年も取れた新米10㎏が社頭奉納されましたので、10月1日の月旦祭でお供えし大神等にお喜び戴きました。
川口様からは、神社の祭典(祭り)の度にいつも地の野菜も奉納していただいております。
これからも氏子崇敬者の皆様のお気持・お志を大神等にしっかりとお届けし、御神威の発揚に努めていく所存です。
強力な台風24号が近づく中、今年一番の秋空になった9月28日(金)に地元の崇敬業社である㈱アサヒ住宅様の月参り祈祷がありました。
そして、今月は、㈱アサヒ住宅様のお気持・お志により、予てから準備調製していた境内社である天照大神宮の御神鏡が整ったため、奉納奉告祭も執り行いました。
この天照大神宮は、社名からもわかるように尾鷲神社の主祭神、スサノヲ命の姉神の天照大神をお祀りしております。
以前は例祭日も定まっておらず、氏子崇敬者が個人的に参拝する慣習でしたが、更なる大神の神威発揚を願って、社殿修復を行った十数年前から「海の日」を例祭日と決めて祭典奉仕に務めております。
しかし、御扉をお開けした際、天照大神とは御縁が深い御神鏡がありませんでした。
この事を聞きつけたアサヒ住宅様が御神鏡奉納の申し出があり、今回の奉告祭に至りました。
なお、尾鷲ならではを考慮して、神鏡台は神社総代と地元有志の方の作品となっております。
来年の「海の日」の大神宮の例祭で、この新たな御神鏡が御披露されますのでご参列を心からお待ちしております。
毎年、ご自身が作られる甘夏等を神前にお供え下さるマリーナ甘夏ファームの柳川明彦・めぐみご夫妻より精麻一束のご奉献がございましたので、7月24日の午前中、大麻奉納式を執り行いました。
皆様もご周知の如く、麻(あさ)は、神社においては古くから祓へつもの、神の依代(よりしろ)として、又、生活面では装飾品、着物などと、日本の文化伝承や生活風習と最も親しみのある尊き草木です。
しかしながら、戦後、麻(大麻)の悪しき部分ばかりが取り上げられ、規制ばかりが進み全国でみられた麻農家が現在では、栃木県を中心にわずか十数件だけだと聞いております。
確かに大麻=麻薬という観点から規制するのもわかりますが、実際、大麻草にも種類があり、麻薬とは無関係なものも存在し栽培されているそうです。
日本で古(いにしえ)より代々に受け継がれてきた麻の文化歴史を今一度見つめ直し、次世代に繋いでいかねばならないと感じております。
尾鷲の文化伝承や地域活性の一端として尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に作成を依頼してから、毎年の恒例となっている新年干支大絵馬!
今回も今年から顧問をして下さっている中島先生のところへ、見本絵馬と大絵馬板をお届けしました。
これで11年目、大絵馬も11枚となります。若い子ども達の大力作ですので、来年も1月いっぱい(来年の干支の戌大絵馬はヤーヤ祭りがすむ)まで境内で披露したいと思っております。
たくさんの方々の初詣!お待ちしております。
10月20日、氏子の川口様より今年取れた新米10㎏が社頭奉納されました。
川口様からは、神社の祭典(祭り)の度にいつも地の野菜も奉納していただいております。
これからも氏子崇敬者の皆様のお気持・お志を大神等にしっかりとお届けし、御神威の発揚に努めていく所存です。
尾鷲神社は神田を所有しておらず、当然、御田植祭も執行していません。(いずれは神田を持ってお祭りを行いたいと思っていますが・・・)
そのため、毎年、新嘗祭(にいなめさい)にお供えする新稲・荒稲を神社総代の家や地元の農家から戴いたりして準備しておりました。
しかし、ここ数年、過疎化や高齢化とともに農家の数も減少してきており、新稲・荒稲を準備するのに困難を生じていましたが、
今年はその状況をお察し下さり、崇敬者の伊藤ご夫妻が白米30kg・玄米30kg併せて約1俵の新米をご奉納下さいました。
早速、御神前にお供えし、お二人の清き高きお気持・お志を大神等にご報告致しました。
これからも氏子崇敬者と共に祭祀の厳修・御神威の発揚に務めていかねばと感じる昨今です!
いよいよ!新しい年まであと2日となり、地元漁業関連の皆様より大神等へ海の幸がズラリと並んで御奉納されました!
その心篤きお志をご紹介します!
まずは、マグロ壱尾は、良栄丸(尾鷲物産㈱)様!年に数回、無事に漁が済んだことの御礼の兼ねて御奉献下さいます。
伊勢海老三匹は、早田漁協(現在は尾鷲と合同)様!私が早田神社の宮司も兼務していることからか、毎年、新年に御奉献下さいます。
シマアジ2尾は、常勇丸(岩本水産)、岩本様!又、岩本さまには、お宮参りや七五三などの祈祷のあがる時にも必ず鮮魚を御奉納下さいます。
これ以外でも、月旦祭、月次祭などに必ず、御神酒を上げて下さる精美軒、沖中様、
主な神事(祭典)に鮮魚、鯛を御奉納下さるはしさ商店、橋本様
神社護持のために鮮魚や御神酒を常日頃から御奉納下さる德榮丸、沖中様をはじめ、たくさんの氏子崇敬者にお力添いをいただいております。
今年も無事に終える事ができた今日、改めて皆様に心より感謝申し上げる次第です。