尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を13年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、今年からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらう事となりました。
つまり、尾鷲高校美術部・書道部の子ども達が考えた干支絵馬のデザインが来年、神社を飾る干支大絵馬に、並んで初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になるという事です。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬となるわけです。
今日(8/29)は、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(子~ねずみ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「尾鷲らしさを出すため、背景にツバキを書いたり、ねずみたちの法被には御神紋を描いたりした。」とか「主に行書体を参考にしたが、尾鷲ならではと躍動感溢れるものをと自分達なりにアレンジした字を書いた。」など様々な感想が聞かれました。
最後にデザイン画を囲んで写真を撮り、発表会をおさめました。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬12枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。