朝のどんど焼き神事でお正月から日常の社頭奉仕へと雰囲気が変わる月次祭が1月15日(火)の午前9時から執り行われました。
尾鷲神社では月旦祭・月次祭において、氏子崇敬者の参列を願い、今現在起こっている問題や現象などを祝詞にして、皆で祈願する祭典となっております。
昨年を表す漢字に「災」が選ばれましたが、確かに集中豪雨による水害や地震など天災(自然災害)もあり、被災された方々には御見舞申し上げる次第です。
しかし、嘆かわしいことに「災」には、我々、人間が犯す「人災」というものも多くあります。例えば、あおり運転や老人・児童虐待、或いは因縁因果などがおこす事件などです。
地球上で生かされている人間ですので、「天災」から完全に逃れることはできません。ですので災難がなるべくなきように皆、氏神様をはじめ崇敬神社でお祈りをします。(これが古き良き伝統~かんながらの教えです)
だが、この「人災」は、ひとり一人の思い考えで防ぐことができます。
そこで、今年の最初の祈願として、天災なくと共に大神の御意の随に人々が生きていくように導き下さるように、そして、世界の恒久平和のため、人類(宗教戦争などで)が争い戦うことなきようにと、今年初めての月次祭に参列した氏子崇敬者達と祈念致しました。
どんど焼きに来られた方々が境内をたくさんザワつく中、いよいよ今年の月旦祭・月次祭も新しい年に向かって始まりました!
今年もたくさんのご参列を心よりお待ち申し上げます。