空に厚い雲がかかり、今にも雨が落ちそうな年の暮れの12月22日(日)に大楠注連縄掛神事が執り行われました。
尾鷲神社の御神木等の注連縄は、神社総代の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを6月下旬と年末の年2回、張り替えるのが例しとなっております。
午前8時30分、武田総代会長、他、氏子総代が約50名程が集まり、大楠の前に祭壇を組んで、まずは神事を行いました。
新年を迎えるにあたり、神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えました。
続いて手分けをして注連縄に紙垂を付けていき、霊験あらたかな大楠のコブにも注連縄、紙垂を整えました。
そして、年末のこの神事は、正月を迎えるための提灯や歴代の干支大絵馬も境内に飾り付けます。
新しい注連縄を纏った大楠!や提灯などで飾られた境内!平和の夫婦楠と、新しい年も良き年として迎えて、来年も氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!
皆様にとっても令和2年が素晴らしい年となりますように!