秋の深まりもひと休みと早朝から小雨が降り注ぐ中、10月15日(月)の午前9時より月次祭を執り行いました。
今回は、最近、子ども達や若い世代で風疹や麻疹などの流行病、そして、20~30代の人達の性感染症が広がってきている問題をいち早く収まるように祈願しました。
小雨の中、七名の熱心な氏子崇敬者(参列者)と太鼓大祓と共に祭典を執行し、最後に皆、玉串に祈りを込めて大神等に拝礼しました。
終了後、宮司の挨拶で「古事記・日本書紀でも記されているように、国生みでイザナミ命(女神)から声をかけた時は、不完全なヒルコ・アハシマが生まれてしまい、流して子に数えていない。やり直してイザナギ命(男神)から声をかけてから次々と正しく国生みをされた。つまり、国(命~生命)を生むということは、それだけ順序や秩序を遵守するものである。」と講話がありました。
最近の風潮では男女間のスキンシップ感覚で不特定多数とお付き合いしたり、感情の赴くままに不倫するなどの行為が世間をにぎわしています。
人間だけが理性を持って生命の尊厳と向き合うことができ、今一度しっかりと考えていくべきことだと感じています。
大神等との契りである天律天則(てんりつてんそく)を忘れず、神職一同、神明奉仕に務めていく所存です。
これからもたくさんの皆様のご参拝を心からお持ちしております!