今年1番の寒い朝を迎えた11月1日(木)午前9時より月旦祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界の平和を念頭において、通常、今日の世情で気になることや問題視されている事を祝詞にして大神等の御神力を賜ろうと、参列した氏子崇敬者の皆様と共に祈念するのが習わしとなっています。
今回は、現在メディアなどで騒がれている徴用工問題について、祝詞にして祈願しました。
世界平和の観点からも隣国であるアジア諸国、特に韓国とは、お互いの安全保障問題なども踏まえて、友好をしっかりと結び続けていくことが大切だと思っております。
この問題に関しては、敗戦後、先人達の想像を絶する努力のおかげで奇跡のような復興を遂げた1965年(昭和40年)に日韓請求権協定(当時5億ドルの経済協力金)で、両国及び国民の間での全ての請求権が完全、且つ、最終的に解決されています。
これは国際法と照らし合わせて考察しても、韓国側が無理難題をいっていると考えるのが当然であり、他の国でも日本の主張が最も常識的だとの見解が多いようです。
このような韓国側の姿勢では、国として、又、日本人として、どう友好に務めれば良いか?解りません。
しかし、原爆被爆国である日本は、世界の恒久平和を論じることができる唯一無二の国です。
世界の平和のためにも大神等の御神力を仰ぎ、お互いもう少し常識的に理解を深め、友好に務めることができるようにと、13名の参列者と共に祈願しました。
これからも大神等の御神威の発揚に努めて参りますので、たくさんのご参列を心からお待ちしております。