山並も鮮やかに色付いた秋の良き日に、三重県漁業協同組合連合会様が恒例としております魚供養の祈祷に来られました。
人間が生きていくためには、必ず食事をします。つまり、自分達の生命を守るには、魚や肉、穀物(米)、野菜などを食べて生活して行く事になります。
この私達が食べているもの全てに命があり、それをもらって人間は生命をつなげていることになります。
このような観念から、普通に生活しているだけで知らず知らずに犯してしまう罪障があると神道では考えられており、夏越と年越の大祓式を執行しています。
三重県漁業協同組合連合会様では、ご職業上から鯛やハマチなどの海の幸を捌く事があり、その高いお志から毎年、魚の供養を神前で執り行っています。
太鼓大祓!祝詞!そして魚たちの御霊幸え給えと玉串を捧げお参りしました。
これからも大神等のお導きをいただきまして、御社ますますご繁栄をご祈念申し上げます。