神社(惟神=カンナガラの道)では、6月30日(夏越)と12月31日(年越)の年に2回、大祓式を執り行います。
これは、人間は生活(命をつなぐ)していると、罪・けがれを知らず知らずに犯してしまっており、この罪・けがれを自ら人形代にうつしてお祓いを行い、川に流してしまうという宮中などで古くから行われていた神事です。
明治以後、このような古事伝承の神事を全国の氏神神社でも執行し、氏子崇敬者に半年に1回、大神の御神威を授かりお祓いし、新しく生まれ変わったが如く清々しい心(精神)で日々生活していこうと取り進めてきました。
先の大東亜戦争後、徐々に執り行う神社が減少しましたが、尾鷲神社では古くから日本に護持伝承されているこの素晴らしい神事を守っていこうとの思いで行っております。
特に夏越の大祓(6月30日)では、当神社の主祭神であるスサノヲ命の古事(蘇民将来と巨旦将来)で伝わる茅輪神事(くぐりとも云う)も執り行われます。
*詳細は、ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照下さい。
今年も拝殿前に人形代のご用意を致しました。
夏越の大祓(6月30日)式は、午後4時からです!多くの皆様のご参拝を心からお持ちしております。
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■は休日・祝日、あるいは祭典日