尾鷲神社の御神木等の注連縄は、神社総代の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを6月下旬と年末の年2回、皆で張り替えるのが例しとなっております。
今年は梅雨の長雨の影響で注連縄作り(〆打ち)が一度、張替は二度延期となっておりましたが、ようやく梅雨明けとなった7月28日(日)の午後13時00分から執り行いました。
大楠の前に神饌と作りたての大注連縄も並べて、武田総代会長、他、氏子総代が集まり、まずは大楠注連縄掛神事を執行!
神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えます。
手分けして大注連縄に紙垂を付けると、まずは、大楠へ!
約18mの大注連縄1本で雄楠と雌楠を繋ぎ締め替えました。仕上げに霊験あらたかな大楠のコブに注連縄、紙垂を整えました。
次に鳥居注連縄を2本張り替えたら、いよいよ最後に本殿後にある祖(おや)楠~別名:神代楠の張替です。
氏子の皆さんも普段は立ち入る事が出来ない神域のため、厳かに全員で作業にあたり、見事に締め替える事が出来ました。
新しい注連縄を纏った大楠!平和の夫婦楠とこれからも氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!