9月1日に事始奉告祭で始まった八幡神社の本祭(例大祭)が執り行われました。
今年は9月15日が日曜日であったため、昔を懐かしむか如く1日で神事・祭事を執り行いました。
まず午前零時に梼人、梼務町、招待者、神社総代、手伝い町の氏子達が集まり、神々しさを感じさせる静寂の中で御扉開きを行いました。
続いて午前10時からの例大祭(神事)では、子どもによる「浦安の舞」も奉仕され、日々の神恩感謝と更なる御守護、御神徳を祈念しました。
そして、清々しい秋晴れの中、午後13時より祭事がスタート!氏子達が中心となって奉仕する「大名行列と道中手踊り」が行われました。
梼受町(来年の梼務町)野地町の尾鷲節の披露、梼務町の大名行列に続き、各氏子町(手伝い町)の道中手踊りの順で、まずは町中(旧熊野街道)を練り歩きます。
充分に町中を賑やかした後、最後に八幡神社境内に上がり、大神等に梼務町を始め、各町手踊りを奉納して祭事を納めました。
お祭りの納めとして、梼渡しの儀式が行われました。
神社総代が親方(見届け人)を務め、今年の梼務町の今町から来年の梼務町(梼受町)の野地町の間で杯を酌み交わし、代々梼務町に受け渡されていく八幡神社の掛軸を引き継ぎました。
そして、無事に梼務を務め上げた今町への労いと、来年、梼を務める野地町の光明を願って、最後に皆で柏手を打ち全てを閉じました!
来年も良き祭りなるように神明奉仕に尽くしていきたいと思っております。