尾鷲神社では、3月8日をお宮の日と称して人形供養祭並びに結納品お納め祭を奉仕しております。
これは、三重県神社庁の教化活動の一環として、平成10年から地域社会への貢献を目指して、県下挙げて各神社でその特色を活かしたものをと検討し、当時から人形や結納品を納めたいとの問合せが多々見られたことから取り組んできました。
祭典奉仕し始めてから20年以上の歳月が経ちますが、三重県内でも祭りとして執り行っている神社ははとんどない(寺院はありますが)ようで、現在では県外からも人形供養に来られる方もおられます。
来られた方々の話を聞くと、長年愛着を持って大切にしてきた人形には、その思いやたましいが宿っているような気がするので、はやり神社でお祓いし供養して納めたいとの事です。
今年は朝から・・あいにく雨でしたが、屋根のある弓場を祭場(潔斎場)として朝8時から受付開始!お宮の日に持ち込む人形などはガラスケースなどのままで納めて良いことになっているため、神社総代の皆様には早朝から集合していただき、人形とケースなど区分けして並べてもらうように奉仕をお願いしました。
午前11時に祭典を執行!区分けしてもらった人形、ぬいぐるみ他合わせて200~300体程が集まり、清祓い(性根抜き)をして供養を執り行いました。
ちなみに、この人形供養祭並びに結納品お納め祭は、全国でも祭典として行っている神社は数少ないようです。
尾鷲神社では、氏子・崇敬者からの要望がある限り、お宮の日を続けていく所存です!