神社の祭典の種類は、大きく小祭式・中祭式・大祭式の三つに分かれています。
その中でも、祈年祭・新嘗祭・例祭(ヤーヤ祭り)は三大祭と呼ばれ、必ず本殿の御扉を開け執り行う大きなお祭りです。
祈年祭は毎年、総代会長の武田氏を始め、神社総代、また、氏子崇敬者󠄀を中心に総勢20名以上が参列する中で執行して参りましたが、今年はコロナウィルス感染症を考慮し、武田会長と氏子崇敬者󠄀1名の2名に参列いただき奉仕致しました。
武田会長たちが見守る中、「ギッ、ギッギー」と神々しく本殿御扉を開き、祈願祝詞を奏上!
今年も五穀豊穣、皇室の弥栄、国家安寧、そして、尾鷲市の活性・繁栄を祈り、また、コロナウィルス感染症のいち早い終息も祈願しました。
大祭式なので、通常なら「浦安の舞」も奉奏するところですが、今回は残念ながらコロナウィルス感染症を踏まえ、舞姫も奉仕を遠慮していただきました。
しかしながら、今年も例年と変わらず大神等の高き尊き大神徳を頂戴しながら美し国の良き国と多くの幸福を祈願できた祭典となりました。