6月30日(水)の午後4時から夏越の大祓式を執行しました。
昨年はコロナウィルスの影響で大祓式を総代のみ参列で行い、茅輪くぐりは自由参拝と致しましたが、今年はコロナ禍の状況もかなり理解できてきたため、例年通りに執り行いました。
当日は雨が降ったり止んだり!となかなか定まらなかったので、大祓式は屋根のある弓場の下で、茅輪くぐりは傘を差してもくぐれるので通常通り拝殿前の境内に舗設しました。
生憎の雨がたたり約80名程の参加者でした。がもともと昔からの祓えの極意に川、海、滝など水を被る作法があり、この雨も恵みの雨、大神等からの大祓の神威だと感じました。
まず弓場で集まった皆、大祓詞を奏上して各々知らず知らずに犯した罪穢れや願い事をうつした人形をお祓いした後、各自切麻を以て自祓(じばらい)し、大祓式をおさめました。
次に、夏は当神社の主祭神のスサノヲ命の神話から生まれた神事である茅輪くぐりを執り行います。
*詳細は、ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照下さい。
♪♪ みな月の なごしの祓するひとは 千年(ちとせ)の
命のぶといふなり (2回) 蘇民将来(そみんしょうらい)×4回 ♪♪
の唱え言葉を歌いながら、宮司、神職、参加者の順に列を作って茅輪(ちのわ)を8の字を描くように3回くぐり、古式の則って行いました。
なお、今年も茅輪は約1週間(枯れる)まで設置しておきますので、ご自由におくぐり下さい!
来年も6月30日、午後4時に夏越の大祓式を執行致しますので、たくさんのご参加をお待ちしております!