真夜中の御扉開き式より約10時間後、再び梼務町の大曽根町と堀町、又、神社総代有志が集まり由緒祭を執行しました!
これは、遡ること350~60年前、尾鷲神社例大祭が現在のヤーヤ祭りの形として確立したいわれをご報告してお祝いする祭りです。
ヤーヤ祭りは、正月を祝う祭りで古くは正月1日~8日の8日間賑わう祭りです。もともと鎌倉時代から執り行われていた神事(大弓の儀や御獅子の出御など)に、大神等の御神力を戴いて大勝利した戦国時代の合戦を後世まで称え伝える祭事(練りや大名行列など)が江戸時代の初期に合わさり確立したといわれています。
明治時代に太陽暦が用いられて2月1日からとなり、又、戦後の改革により5日制になった現在でも、昔と変わることなく神事・祭事が執り行われていました……が、今年もコロナウィルス感染症のため、昨年に続いて余儀なく祭事が中止となりました。
今後、2日~4日の祭事はお休みして、お祭りの仕上げ!と5日の神事の例大祭に望みます。