尾鷲神社の御神木等の注連縄は、神社総代の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを6月下旬と年末の年2回、皆で張り替えるのが例しとなっております。
今年は6月23日(日)、午前8時より注連縄作り(〆打ち)を行い、その後大楠の前に神饌と作りたての大注連縄も並べて、仲総代会長、他、氏子総代が集まり、まずは大楠注連縄掛神事を執行!
神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えます。
手分けして大注連縄に紙垂を付けて、大楠と祖(おや)楠へ❗
約18mの大注連縄1本で雄楠と雌楠を繋ぎ締め替えました。仕上げに霊験あらたかな大楠のコブに注連縄、紙垂を整えました。
同時に本殿後にある祖(おや)楠~別名:神代楠の張替も行いました。
氏子の皆さんのご協力で厳かに全員で作業にあたり、見事に締め替える事が出来ました。
新しい注連縄を纏った大楠!平和の夫婦楠とこれからも氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!
雨がひと休みして晴天に恵まれた6月8日(土)に北牟婁支部・南紀支部・尾鷲支部合同で三重県神社総代会・牟婁ブロック研修会を開催しました。
コロナ禍で中止となっていましたが、5類となった今年4年振りの開催となりました。
今回は、お祭りの際、参列していた総代さんが倒れた事例より「救急法」について研修しました。
各地から総勢65名の総代と神職が集まり、まず午前10時、拝殿で正式参拝!
続いて参集殿に移り、尾鷲消防署の署員6名を講師としてお招きし、人形やAEDを使用して実際に心臓マッサージなどを体験しました。
総代の皆様には様々な研修を学んでいただき、より一層御神徳の発揚に務めていただけたらと思っております。