9月23日、清々しい秋の陽射し降り注ぐ中、秋分祭を執行しました。
秋分の日とは、春分の日と同様に、昼と夜の長さが等しくなる日と言われており、農耕民族である日本人は、春分の頃に豊作を祈り、秋分の頃に豊作を祝う自然信仰がありました。
この事から山の神様である祖先の霊を春分以前に山から里に迎え、秋分以降に里から山へ送る祭りが行われていて、これが秋分祭の起源と考える人もおります。
又、その傍ら、山の神の祖先の霊を迎え祝うことが、自分達も祖先を敬い供養する意味を持ち始めて、古くからこれも秋分祭の主旨のひとつにされてきました。
そして、 明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭〔しゅうきこうれいさい〕」として、宮中において祖先をまつる日となり、尾鷲神社でもその日を秋分祭と定めて奉仕してきております。
今回は、その意義とともに皇室の弥栄と世界平和を祈りました。
参列者は氏子3名と少なかったですが、皆で原爆投下をされた唯一の国として、リーダーシップをとり、北朝鮮の核廃絶を世界に主張していかねばならないと、大神等の御神力とお導きを戴こうと奉仕しました。
お祭りは、基本的には参列自由ですので、皆様のご来社をお待ちしております。
台風18号が通り過ぎました。
たくさんの崇敬者の皆様から県天然記念物に指定されている大楠(夫婦楠)の状況確認のご連絡を毎回頂きますので、新着情報としてご報告致します。
今回の台風は、雨風ともに非常に強く、総代職員一同心配をしておりましたが、小枝が折れた程度の被害で済みました。
大楠の方も写真の通り、台風一過の晴天の青空に雄々しく聳え立っております!
全国でかなりの被害が報告される中、この程度で済まして頂けたのは正にご鎮座されている大神等の御護り、導きだと感じております。
これからも祭祀の厳修に努め、ますます御神力の発揚に尽くして行かねばならないと思っております。
皆様も御神木・大楠とともに大神等の御神威を授かりに来て下さい。
ご来社お待ちしております!
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