あと10日で新しい年を迎えるのに暖かく、まるで10月初旬のような日となった12月26日の午後1時30分、縁起物御霊入れ清祓を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神~HPの大宝市参照~に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)~1月1日より三日間~で氏子崇敬者が授与に来る縁起物を拝殿に並べて、大太鼓と清鈴で祓い清めて、大神等の分御霊を戴くために祝詞を奏上、さらに神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、剣金弊によって分御霊を授かりました。
尚、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。(授与は15日まで)
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
いよいよ残すところ、あと10日となった12月19日(木)、恒例の尾鷲高校美術部・書道部と日本画家、寺岡多佳先生の新年干支絵馬合同奉納式が執り行われました。
この新年絵馬の奉納も今年で、尾鷲高校美術部・書道部が13年目、寺岡先生にも有り難く7年・7回目の奉納となりました。
この活動は美術顧問の先生からも「生徒達も大きなキャンパス(縦90㎝×横135㎝)に描く事が出来る貴重な体験」とご協力いただき、昨年までは、神社で決めたデザインから大絵馬を作成し、この尾鷲の伝統・文化・伝承に触れてもらうことが目標でした。
しかし、13年目の今年からもっと子ども達の自己啓を図ろうと、尾鷲高校美術部・書道部干支絵馬のデザインから大絵馬までを全て任せることと致しました。
今年も干支のねずみが描かれている素晴らしい干支大絵馬!正に尾鷲にしかないオリジナル絵馬として新年の神社境内を賑やかします。
又、尾鷲高校大絵馬奉納をきっかけにご奉納下さっている日本画家の寺岡多佳先生からも7年目、ねずみの干支絵馬をお描き下さりお送りいただきました。
全国の神社に絵馬をご奉納している寺岡先生から毎年頂戴する尊きお志には感謝してもしきれません。
今年も寺岡先生の希望にあわせ、高校生達と合同奉納式で披露させていただき弊殿に納め飾る予定です。
初詣にお見えの際は、この二つの干支絵馬も、是非お楽しみ下さい!
師走に入り、新年準備で慌ただしい12月15日(日)、午前9時より月次祭が執り行われました。
1月の月次祭から今日の月次祭まで氏子崇敬者の皆様と様々な祈願してきましたが、今日が今年最後の祈願祭となります。
そして、毎年、この最後の月次祭では、残り僅かとなった令和元年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清め、新しい年を清々しい身体で迎えられるように祈願をしております。
先ずは修祓により下祓いし、祈願祝詞の奏上。そして、舞姫の「浦安の舞」を奉奏し、神德太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪障をお祓いしました。
最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月次祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様と世界平和と御皇室の弥栄、そして尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
来年もたくさんのご参列を心よりお待ちしております!
朝の冷え込みが厳しく、すっかり冬の到来を感じさせる12月1日(日)に12月月旦祭を執り行いました。
今年最後の月旦祭でもあり、お集まり下さった15名の氏子崇敬者の皆様と、最近、また、若い子達が自ら生命を絶つ禍事がよく聞かれるため、その罪障祓をお願いしました。
次に、更に今年1年の大神等の見護り導きに感謝申し上げる共に、やり残しなく新しい年を清々しく迎えることができるようにと祈願しました。
今年は、年号も平成から令和と替わり御大典をお祝いする中、残すところ祭典が月次祭、年越しの大祓だけとなりました。
神社に参拝された氏子崇敬者の皆様のひとり一人の思い・願いが大神等に届き、新しい年である令和2年を世界の恒久平和へと繋がれていく事を期待しております。
これからもたくさんのご参拝を心からお待ちしております。