在廻りで祭りの始まりを尾鷲町内に知らせた翌日から、2日から4日までの3日間、夜7時頃から各梼務町の梼屋前が祭事の中心となり、ヤーヤの練りが行われます!
ヤーヤ祭りでは、練りこそ他の神社の宵宮(よいみや)に当たります!
ちなみに尾鷲では、宵宮のことを「よんみゃ」と呼び、毎夜、ヤーヤ衆が梼屋に集まり、「チョウサじゃ」の掛け声と鐘(かね)の合図に合わせて激しくぶつかり練り合います!
これはタイムスリップして戦国時代の戦(いくさ)を表現しています!!
約1時間半ほど(日によっては違いますが・・・)梼屋に来る手伝い町を梼務町が迎え撃って何度も何ども練り合います。
全ての手伝い町を迎えて激しく練り終えたら、将党(梼人、汐撫、弓射)を先頭に練り終えたヤーヤ衆と港まで行く行き、垢離掻(こりか)きを行います。
これは戦(いくさ)で穢れた身体を海に飛び込み清める祓いの儀式と考えられております。
最後に祓い清めた清々しい身体で尾鷲神社を参拝して宵宮をおさめて梼屋に戻ります。
今年はどんな合戦になるのでしょうか?楽しみです!
ヤーヤ祭りがいよいよ始まり、各町が賑々しく活気づいてきた2月3日の早朝、8時に北浦神楽が在祓いに先立ち、清祓いを受けるために尾鷲神社を訪れました。
ヤーヤ祭りでは古き昔(江戸初期)より、たくさんの氏子町が太鼓や神楽を盛んに奉仕しておりました。その中で北浦町と矢浜町のふたつの町は、尾鷲の伝統芸能として、現在も神楽(獅子舞)を伝え奉仕しております。
拝殿前の境内に集合してお祓いを受け、皆で大神等に参拝したから神楽(獅子舞)を奉納!!
その後、今年も古き伝統に習い、在(ざい~氏子町全体・旧尾鷲町)のお祓いに出発しました。
さぁ、この北浦神楽の神楽祓いにあわせ、宵宮(よんみゃ)のヤーヤの練りも更に盛り上がる事でしょう!!
1月6日の巻藁結いと梼屋開きから尾鷲神社の氏子町は、2月1日~5日の本祭・ヤーヤ祭へと各町の雰囲気が染まっていきます。
ヤーヤ祭りでは古き昔(江戸初期)には、たくさんの氏子町が太鼓や神楽を奉仕しておりました。その中で矢浜町と北浦町の二つの町は、尾鷲の伝統芸能として、現在も神楽(獅子舞)を伝え奉仕しております。
又、在(ざい)というのは、氏子町全体(旧尾鷲町)を示しており、この二つの町は、ヤーヤ祭りの時期に神楽で在(ざい)のお祓いを行っております。
1月27日(日)、矢浜神楽が在祓いに行くために、早朝、尾鷲神社に報告と祈祷を受けに訪れました。
お祓いを受け、皆で大神等に参拝し神楽(獅子舞)を奉納!!その後、在(ざい)に向かって出発しました。
さぁ、この神楽祓いとともに、いよいよ本祭を迎えます!!
昨日とは一転して秋の青空が広がった10月24日!先日アサヒ住宅様からご奉献いただいた神鏡を本殿に収めようと境内社である天照大神宮の御扉を開けたところ、たくさんのハチが飛び出してきました。
中を確認すると何とミツバチの巣が!!今年の例祭は7月16日でその時の内陣清祓では何もなかったので、それからの三ヶ月ほどで見事な巣作りです。
最近、日本ミツバチが激減しているので喜ばしい事ではありますが、神殿内には困りますので、お祓いをして用意した仮殿に御神体と神宝を移動して巣を撤去する事としました。
武田総代会長と総代数名で本殿内から巣を取り外し、女王蜂を用意した巣箱に移しました。
シリコン等でミツバチの進入路を塞ぎ、殿内を清掃してハチがおさまるのを一晩待ちました。
翌25日の朝、仮殿から御神体と神宝をご本殿にお戻しして閉扉!元の如く氏子崇敬者を導き御守りいただいております!
女王蜂を移した巣箱に来年もたくさんのハチミツができますようにと思っている今日この頃です。
台風20号の後片付けがどうにか済み、災害に遭った境内トイレや社宅の屋根、瓦等などの修理が終わって、いよいよ本殿に取り掛かろうと足場を組んだ矢先に台風21号が近畿・東海地方を襲いました。
20号も大きな台風でしたが、この台風21号は更に強いとの予測だったので本殿足場なども飛ばされる事ないように事前にしっかり対策して望みました。
今回、最接近した時間帯が昼間だったので、宮司、禰宜とも神社や境内の警邏(けいら)に当たりましたが、雨風の強さは先の20号よりも激しかったと感じました。
しかし、事前対策が良く台風21号のスピードも速かったおかげで、境内にある楠や杉の巨木・古木からの倒壊樹木も20号の時より被害が少なかったです。
本殿も返って足場があったおかげで折れた枝が直撃せず、周囲の玉垣を破損しただけで済みました。
ニュースを見ても、これぐらいの被害で済ましていただいたのも、全てスサノヲ命を始めお鎮まり下さる神々の御守護・御神徳によるものと感謝申し上げる次第です。
そして、神秘の証し!樹齢一千年を遙かに超える大楠(夫婦楠)は、度重なる強い台風にも負けず、今日も東紀州のパワースポットとして氏子崇敬者の皆様に大神等の大神威を授け続けております!
強風だった台風20号の後片付けをしているところに大楠や鳥居などにつける来年用の注連縄のため、毎年わらをご奉納下さる尾鷲の農家の方々より稲刈りが終わったとの連絡がありました。
尾鷲神社の注連縄は、神社総代を中心に氏子の皆様の奉仕により毎年作成していただいております。
そこで、後片付けが終えるや否や神社総代が中心となって各農家にわらをもらいに行き、わら干しを行いました。
軽トラック3~4台で数度!往復して運んだわらを乾燥させるため、弓場に干すのですが・・・
そのまま干さずにあとの作業をやりやすくするためにわらをすぐりました。
数日間、乾燥させてから倉庫に保管するまで神社総代の皆さんの作業が続きます。(本当に総代の皆さんの奉仕精神には頭が下がります)
今年の暮れには氏子総代により素晴らしい注連縄を作っていただける事でしょう!
8月23日~24日にかけて近畿・東海地方を直撃した台風20号!
尾鷲では信号機があさっての方向を向いたり、漁港の物置が飛ばされたりとかなりの強風が吹き荒れました。(雨もそこそこ降りましたが昔から「雨の尾鷲」と言われており、今回ぐらいの雨量は問題なしです)
このイタズラ好きの20号の影響で神社の敷地の至る所に折れた倒壊樹木が散乱しておりました。
被害としては、ご本殿の千木が1本破損したのをはじめ、境内トイレの屋根、神社宅の屋根の損傷、雨漏りなどです。
しかし、倒壊した樹木には直径30~40㎝ほどの枝もあり、この程度に済ましていただいたのは大神等の御守り・お導きのおかげと感じております。
翌日から氏子総代の皆さんが出てきて、折れた樹木の片付けや破損した屋根の補修などにご尽力下さり、8月26日の夕方にはどうにか日常の神社の風景に戻りました。
そして、崇敬者(特に巨木古木ファン)の皆様!!東紀州のパワースポットとして有名な神社のシンボルの御神木!大楠(夫婦楠)は何事もなかったように雄々しい姿でこの尾鷲の地を見守って下さっております。
又、たくさんの皆様のご参拝を心からお待ちしております。
6月29日から30日に氏子総代を中心にして、夏越の大祓式~茅輪(ちのわ)くぐりの準備を行いました。
まず、軽トラック2台と乗用車3、4台に乗り込み、毎年、カヤを提供して下さるところまで行き刈り取ってきました。
次に、屋根のある弓場の下にカヤを降ろして、茅輪(ちのわ)を作成!シンに入れる鉄輪に少しずつカヤを巻き整えていきました。
後は、今日の天候を見ながら茅輪(ちのわ)を設置するだけです!
皆様!午後4時の神事へお出かけ下さい!
平成16年に世界遺産に指定された熊野古道! 昔より「伊勢に7度、熊野に3度 どちらかけても片参り」と俗謡に言われているように、古くから伊勢参り・熊野詣の旅人たちに親しまれてきました。
尾鷲は、その熊野古道・伊勢路で、熊野と伊勢のちょうど真ん中にあたります。
昔から此の参詣道を通り、熊野、伊勢に訪れる人が旅時安全を祈願しお参りしたのが、尾鷲神社だと言われており、熊野と伊勢の神々をつなぐ神「熊野古道・伊勢路のへそ」と尾鷲神社のことを称してきたそうです。
皇學館中学校様では、その地域の歴史や文化に触れて、日本の伝統文化の伝承継続などに対する知識を深めることを目的に熊野古道・馬越峠越えの体験学習を実施されているそうです。
そして、昔からの伝統伝承の体験から、無事峠越えを行えたことの御礼として、尾鷲神社で正式参拝を執り行いました。
総勢110名程の子ども達が熱心に太鼓や鈴のお祓いを受けて、大神等にお参りする姿には、古き良き日本の風情を感じられました。
明日からゴールデンウィークを迎えます!「心、地域のよりどころ」である神社に子ども達をはじめ、大勢の皆様のご参列をお待ちしております。
昔から神社は、皆様の心のよりどころを担う公の場としての一面があります。
尾鷲神社でも町おこし・地域活性の観点から、今まで「まちの駅コミュニティー活動」を始め、高校生による新年干支大絵馬の作成などと様々な催しを企画したり協力をしてきました。
その催しの一環として、この度、Mt.富士PIZZA様のキッチンカーによる移動店舗が尾鷲神社に出店することになりました。
Mt.富士PIZZA様は、PIZZAという商品を通し、家族の団欒や市民の皆様が和気藹々に楽しんでいただく時間、その時間を地域の中に届けたいというお志から、この移動販売を展開しているそうです。
期間は4月23日~4月29日の7日間!営業時間は午前11時から午後19時(ただし14時から16時はお昼休憩)
土曜日、日曜日のみ宅配サービスあり!(可能な地域が決まってますので宅配できるか?は、注文持に要確認のこと)
よりたくさんの皆様のご来社を心よりお待ちしております!