一足早い梅雨明けのおかげで真夏日となった6月30日(木)の午後4時、恒例の夏越の大祓式を執行しました。
これほど当日の天気を気にせず準備できたのは初めてでしたが、26日(日󠄀)に神社総代の人達が調整した茅輪は屋根のある弓場の下の置いて、毎日、朝晩と水をかけていたにもかかわらず、残念ながら茅の色がくすんでしまいました。
そこで急遽、午前中に総代有志が茅取りに行き、改めて茅輪を調整し直していただけたので、青々と輝いた茅輪で神事を迎えることができました。
今年は木曜日でしたが神職、総代を含め総勢150名近くの参加者と共に、まず大祓詞を奏上し各々知らず知らずに犯した罪穢れや願いを祈念しました。
そして、各自、切麻を以て自祓(じばらい)した後、皆がおさめた人形代をお祓いして大祓式をおさめました。
次に、夏は当神社の主祭神のスサノヲ命の神話から生まれた神事である茅輪くぐりを執り行います。
(詳細はHPの尾鷲神社のここがすごくね!?を参照して下さい。)
♪♪ みな月の なごしの祓するひとは 千年(ちとせ)の
命のぶといふなり (2回) 蘇民将来(そみんしょうらい)×4回 ♪♪
宮司と一緒に唱え言葉を歌いながら、神職等が先達する中、人形代、参加者と列を作って茅輪(ちのわ)を8の字を描くように3回くぐりました。
なお、今年も茅輪は7月5日まで設置しておきましたところ、1日以降に来られた大勢の参拝者の皆様にもお喜びいただき、茅輪くぐりを行っておりました!
来年も6月30日、午後4時に夏越の大祓式を執行致しますので、たくさんのご参加をお待ちしております!
Withコロナの中、行動規制が解除となったゴールデンウィークもアッという間に過ぎ、真夏のような暑さとなった6月1日(水)、午前9時より月旦祭を行いました。
今回は、竹島近海で韓国が許可なく海洋調査を行ったことを踏まえ、竹島が日本固有の領土であることなど、竹島問題について祈願しました。
現在の日本は、領土について危機管理が甘く、九州の離島や北海道の土地なども中国を始めとする外国資本が入ってきています。(特に中国では土地の個人所有が認められていません)
国破れて山河あり!とは言いますが、人々の安全や自由は現在のウクライナの事象を見てもそういう訳にはいきません。
まさに国土問題はその原点となることです。
これからも皆様と様々な問題を祈願したいと思っておりますので、たくさんのご参列をお待ちしております。
久し振りに行動制限が解除されたG.W.(ゴールデンウィーク)をおさめるように5月5日(木)の午前10時より端午の節句祭を執り行いました。
端午の節句祭は、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の安全成長を祈り、そして、その子ども達の成長に力を注ぐ保護者の身体健康も祈願するお祭りです。
今回も氏子崇敬者の参列する中、宮司以下神職が祭員を務め、更に地元の高校生の舞姫による「浦安の舞」も奉仕されるなどと、祭典を厳かに執り行い、これからの日本を背負っていく子ども達の成長を祈念しました!
これからも様々な祭典を執り行っていきますので、ご参列を心からお待ちしております。
G.W.前半とは打って変わって、暑い程の晴天となった5月3日(火)の憲法記念日、午前10時から憲法祈念祭を執行しました。
現在の日本国憲法は、占領下時代に統治していた連合国軍(GHQ)の占領政策に則って施行されたものです。
その後日本は、昭和27年のサンフランシスコ講和条約(平和条約)で独立国として主権を回復しました。がしかし、戦後70年以上過ぎるのに当然の権利である憲法改正を行ったことがありません。
現在、ロシアによるウクライナ侵略が起こっています。昨今のアジア諸外国との関係を見ても、その状況にあった憲法に改正をすべきだと感じ祈願しました。
特に同じ国民として何か有事(天災やテロ)の時に真っ先に先頭で取り組んで下さる自衛隊の存在を違法扱いしたままであることに胸が痛んで止みません。
世界の恒久平和のためにも、ひとり一人真剣に考えなければいけない問題です。
Withコロナの中、ゴールデンウィークが始まりましたが、4月29日に続き、朝から激しい雨となった5月1日(日󠄀)、午前9時より月旦祭を行いました。
通常、ウィーク中は、帰省する親戚が多く参列される方は少ないのですが、激しい雨の中、15名の氏子崇敬者󠄀が集って下さいました。
今回は、北海道の知床半島でおきた遊覧船(カズワン)水没事故の状況を見て、おきてからでないと何も出来ない(又はしない)現在の危機管理のあり方について、大神等の御神力を頂戴して古き良き日本の倫理道徳心に今一度立ち帰るように祈願しました。
そして、祭典の最後には、宮司以下15名の参列者が献花の如く、それぞれ玉串拝礼を執り行いました。
亡くなられた方のご冥福とそのご家族の皆様に心から御見舞申し上げます。