あと10日で新しい年を迎えるのに暖かく、まるで10月初旬のような日となった12月26日の午後1時30分、縁起物御霊入れ清祓を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神~HPの大宝市参照~に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)~1月1日より三日間~で氏子崇敬者が授与に来る縁起物を拝殿に並べて、大太鼓と清鈴で祓い清めて、大神等の分御霊を戴くために祝詞を奏上、さらに神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、剣金弊によって分御霊を授かりました。
尚、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。(授与は15日まで)
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
空に厚い雲がかかり、今にも雨が落ちそうな年の暮れの12月22日(日)に大楠注連縄掛神事が執り行われました。
尾鷲神社の御神木等の注連縄は、神社総代の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを6月下旬と年末の年2回、張り替えるのが例しとなっております。
午前8時30分、武田総代会長、他、氏子総代が約50名程が集まり、大楠の前に祭壇を組んで、まずは神事を行いました。
新年を迎えるにあたり、神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えました。
続いて手分けをして注連縄に紙垂を付けていき、霊験あらたかな大楠のコブにも注連縄、紙垂を整えました。
そして、年末のこの神事は、正月を迎えるための提灯や歴代の干支大絵馬も境内に飾り付けます。
新しい注連縄を纏った大楠!や提灯などで飾られた境内!平和の夫婦楠と、新しい年も良き年として迎えて、来年も氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!
皆様にとっても令和2年が素晴らしい年となりますように!
いよいよ残すところ、あと10日となった12月19日(木)、恒例の尾鷲高校美術部・書道部と日本画家、寺岡多佳先生の新年干支絵馬合同奉納式が執り行われました。
この新年絵馬の奉納も今年で、尾鷲高校美術部・書道部が13年目、寺岡先生にも有り難く7年・7回目の奉納となりました。
この活動は美術顧問の先生からも「生徒達も大きなキャンパス(縦90㎝×横135㎝)に描く事が出来る貴重な体験」とご協力いただき、昨年までは、神社で決めたデザインから大絵馬を作成し、この尾鷲の伝統・文化・伝承に触れてもらうことが目標でした。
しかし、13年目の今年からもっと子ども達の自己啓を図ろうと、尾鷲高校美術部・書道部干支絵馬のデザインから大絵馬までを全て任せることと致しました。
今年も干支のねずみが描かれている素晴らしい干支大絵馬!正に尾鷲にしかないオリジナル絵馬として新年の神社境内を賑やかします。
又、尾鷲高校大絵馬奉納をきっかけにご奉納下さっている日本画家の寺岡多佳先生からも7年目、ねずみの干支絵馬をお描き下さりお送りいただきました。
全国の神社に絵馬をご奉納している寺岡先生から毎年頂戴する尊きお志には感謝してもしきれません。
今年も寺岡先生の希望にあわせ、高校生達と合同奉納式で披露させていただき弊殿に納め飾る予定です。
初詣にお見えの際は、この二つの干支絵馬も、是非お楽しみ下さい!
師走に入り、新年準備で慌ただしい12月15日(日)、午前9時より月次祭が執り行われました。
1月の月次祭から今日の月次祭まで氏子崇敬者の皆様と様々な祈願してきましたが、今日が今年最後の祈願祭となります。
そして、毎年、この最後の月次祭では、残り僅かとなった令和元年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清め、新しい年を清々しい身体で迎えられるように祈願をしております。
先ずは修祓により下祓いし、祈願祝詞の奏上。そして、舞姫の「浦安の舞」を奉奏し、神德太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪障をお祓いしました。
最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月次祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様と世界平和と御皇室の弥栄、そして尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
来年もたくさんのご参列を心よりお待ちしております!
朝の冷え込みが厳しく、すっかり冬の到来を感じさせる12月1日(日)に12月月旦祭を執り行いました。
今年最後の月旦祭でもあり、お集まり下さった15名の氏子崇敬者の皆様と、最近、また、若い子達が自ら生命を絶つ禍事がよく聞かれるため、その罪障祓をお願いしました。
次に、更に今年1年の大神等の見護り導きに感謝申し上げる共に、やり残しなく新しい年を清々しく迎えることができるようにと祈願しました。
今年は、年号も平成から令和と替わり御大典をお祝いする中、残すところ祭典が月次祭、年越しの大祓だけとなりました。
神社に参拝された氏子崇敬者の皆様のひとり一人の思い・願いが大神等に届き、新しい年である令和2年を世界の恒久平和へと繋がれていく事を期待しております。
これからもたくさんのご参拝を心からお待ちしております。
迎え来る令和2年が良き年になります様にと!年末恒例行事の尾鷲市神宮大麻頒布始式が取り行われました。
午前10時に尾鷲市内神社の各総代会長と尾鷲神社の総代、合わせ約45名程集合し、まずは神前で神宮大麻頒布祭を執行!
先に伊勢神宮より受け取った来年用の神宮大麻を、神德太鼓を叩きながらお祓をし、祝詞を奏上。
最後に参列者の玉串拝礼を行って、神事を終了!
引き続き、皆、参集殿に移り神宮大麻頒布始式を開催しました。
最初に正面の国旗を通し、神宮遙拝して国歌斉唱!更に敬神生活の綱領を皆で復唱し式が始まりました。
次に各市内神社のお受けになる神宮大麻を確認していただき、頒布要領の説明を行って式をおさめました。
尾鷲市では、年末年始にかけて、神職と総代が協力して、この神宮大麻と氏神神社の神符と合わせて、各氏子へ授与していただこうと各地をまわります。
是非、お受け下さいます様お願い致します。
なお、尾鷲神社にも神宮大麻はございますので、お受け忘れのないように新しい年をお迎え下さい。
秋を飛ばすが如く、急に冷え込みが強くなった11月15日(金)午前10時から御大典をお祝いする大嘗祭奉祝祭を行いました。
大嘗祭とは、天皇陛下が即位して初めて行う新嘗祭であって、御代替わりして一代に一度となるとても重きお祭りです。
尾鷲神社では10月22日より即位礼、お祝いの記帳、記念品の贈呈など御大典奉職事業として祝い努めてきました。
そして、その奉祝事業の総まとめとして、尾鷲市内にある各氏神神社の総代会長にもご賛同いただき市内神社共催として、この大嘗祭奉祝祭を執り行いました。
市内神社の総代会長、尾鷲神社の神社総代、他氏子崇敬者の総勢40名程参列する中、本殿御扉を開けて、今年収穫した玄米・白米・白酒・清酒を始め鯛・餅・野菜など神饌を神前に供えました。
次に神社本庁よりいただいた本庁弊をあげ、奉祝の祝詞を奏上!
神職による朝日舞を奉奏し、参列者全員、玉串拝礼を行い、祭りをおさめました。
又、今回の奉祝事業にあたり、特別祭典、たくさんの記念品、奉祝饅頭などでお祝いする事ができたのは、日本国風や日本の伝統文化を重んじ、その趣旨にご賛同下さり、多額の協賛金を寄付していただきました企業の皆様のおかげです。
ご感謝申し上げると共に、ここにご紹介をさせていただきます。
㈱村田組様・德榮丸沖中様・岡三証券㈱尾鷲支店様・中部電力㈱尾鷲三田工事所様・中部電力㈱尾鷲営業所様・昭和環境管理㈲様・㈱アサヒ住宅様・㈱いーすとカンパニー尾鷲自動車学校様・中部プラントサービス㈱尾鷲事業所様・㈱セルフ舎建設様・㈱電源開発様・尾鷲観光物産協会様
上記の企業の皆様!その崇高なお志に本当に感謝申し上げます!!
なお、御大典奉祝事業期間中に集まりました四冊の記帳(芳名簿)は、ご協賛企業の社名(御名前)を添えて、皆様のお気持ちをお届けしようと、神社庁を通して宮内庁にお送り致します。
辺り一面秋色に染まり、空気も美味しく感じる11月3日(日)午前10時より明治祭を執り行われました。
一般に「文化の日」と呼ばれる祝日ですが、ご存知の通り、この日は明治天皇がお生まれになった日(明治節)です。
鎖国していた日本が明治天皇の示された五箇条のご誓文、教育勅語などの詔により国体(国風)定めて、世界の強国に追いつこうと日本を近代化へと図り進めた結果、今の日本の繁栄と平和につながっております。
今回も日本の近代化の礎にお力を注いで下さった明治天皇の御功績を称えて、感謝申し上げてこれからも日本を御守り導きいただくように祈願しました。
今年は御譲位による御代替わりを迎え、いよいよ御大典の儀式が執り行われています。
これからも御皇室の弥栄と萬世一系の継承が途切れる事無く続いていきますように心からお祈り申し上げます。
ようやく秋らしい気候となり、清々しい朝日が輝いた11月1日(金)午前9時より月旦祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界の平和を念頭において、通常、大神等の御神力を賜わり、参列した氏子崇敬者の皆様と共に祈念しております。
しかし、今年は15日に大嘗祭奉祝の祭りが行われるため、月旦祭に合わせて七五三祭を執行しました。
約15名の氏子崇敬者が参列する中、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の健やかなる育成を祈願しました。
これからの日本を背負って立つ子ども達の成長を心からお祈り申し上げます。
秋の深まりを感じる10月22日、上皇陛下のお志で御譲位により第126代目に即かれた天皇陛下による日本国体を称する萬世一系を代々に受け継ぐ日本古来の文化伝承である即位礼が厳かに行われました。
これは天皇陛下が国内外に即位を宣言される儀式であり、尾鷲神社ではこの事をお祝い申し上げるべく即位礼奉祝祭を執り行いました。
お祝いに駆け付けた氏子崇敬者約20名と共に
太鼓大祓→祝詞奏上→浦安舞→玉串拝礼と進めお祝い致しました。
終了後に参列された氏子崇敬者の方々が、芳名簿へお祝いのご記帳を行い、ささやかな記念品を差し上げて祭典をおさめました。
なお、この即位礼から大嘗祭までの期間、令和元年10月22日~11月15日を御大典奉祝と称して、毎日、午前10時から午後3時までお祝いの記帳を受け付けております。(ただし、社務事情により休日がありますのでご了承下さい~お電話等でご確認いただければ幸いです~)
なお、御大典奉祝の事業の詳細は、尾鷲神社HPの画像やPDFでお知らせ~重要!御大典奉祝事業のお知らせ~をご参照下さい。
たくさんの方のお祝い参拝並びに記帳を心からお待ちしております。