コロナウィルス感染症により静かな今年のGW(ゴールデンウィーク)も、あと2日を残すばかりとなった5月5日(火)の午前10時より端午の節句祭を行いました。
このお祭りは、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の安全成長と共にその成長に全精力を注ぐ保護者の健康も祈願しております。
例年ですとこの時期に地元のボランティアグループ「のへのへのもへ座」の皆様が中心となって「子ども縁日」も開催して、たくさんのご家族が神社に参拝して下さるのですが・・・残念ながら今回は全国に非常事態宣言が発出されたため中止と致しました。
その影響で今回は氏子崇敬者の参列はありませんでしたが、祭典は厳かにこれからの日本を背負っていく子ども達の成長をお導き下さいますよう大神等にお願いしました。
また、今年は更にコロナウィルス感染症の速やかな沈静・終息もあわせ祈願しました。
来年は、恒例の「子ども縁日」も開催致したいと思っておりますので、たくさんのご家族の皆様のご来訪をお待ちしております。
例年とは違う景色のゴールデンウィークとなっている5月3日(金)の憲法記念日、午前10時に憲法祈念祭を執行しました。
新型肺炎(コロナウィルス)感染症の世界大流行(パンデミック)という未曾有の事態で生命の問題、経済の問題に様々の対処・対応が少し遅れ気味と感じる方が多いようです。
しかし、国の将来、国民の未来を考えると慎重になる面もわかるような気がします・・・・が、既にご尽力をいただいている国の政(まつりごと)を担っている政府や議員の皆様には、大役ですが与野党の一致協力のもと責任ある政策をいち早く成立・実践して下さる事を切に願っております。
又、今回の事態で改めて、憲法改正の大切さを痛感しましたので、今回は感染症の沈静・終息と憲法改正の祈願を行いました。
現在の憲法下においては、このような有事(天災)の時に速やかな対応をとるのが難しいことが明らかになったと思いますので、国民ひとり一人が真摯に受け止めて、憲法改正を考えねばならないと感じております。
春を通り越して夏のような陽射しが木々の新緑をひときわ美しく輝かせた4月29日、午前10時より昭和祭を執り行いました。
この日は、昭和天皇のお誕生日です。
世界での中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであり、特に世情厳しくなった昭和の時代に、正に日本の象徴として、又、大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった大功績を称えました。
そして、世界の恒久平和を願い、他に類を見ないこの萬世一系がいつまでも絶えること無く続いていく事を切に願いました。
又、今回は大東和戦争後、奇跡の復興を成し得た昭和天皇の御神威を授かり、この新型肺炎(コロナウィルス)感染症による惨事を穏やかにお収め下さいように併せ祈願致しました。
来年は、感染症も終息し、たくさんの氏子崇敬者󠄀の皆様とご一緒できる様に心から願う1日でした。
尾鷲神社には、西南の役、日清、日露、そして、先の大東亜戦争で家族のため、国のために二つと無き尊い命を捧げて下さった尾鷲市の戦没者1447柱の御英霊の御霊を合祀し、その戦没者芳名簿を鎮めた招魂社が境内に祀られています。
そして、現在の日本の繁栄と平和があるのは、御英霊の皆様の何事にも代えることができない御功績のおかげであること!そして、靖国、護国の神となられていつもお守り下さるが故であると感謝申し上げ、この戦没者慰霊顕彰の祭りは、宗教などの枠にとらえられず、人間の真心、精神として執り行っていかねばならない事と、毎年、しだれ桜がキレイに咲く頃である4月16日に恒例として尾鷲招魂祭が執り行われております。
今年は新型肺炎(コロナウィルス)感染症の猛威が振るっていたこともあり、大変、残念ではありましたが、遺族会を始め一般遺族、市長などの招待者の皆様のご参列をご遠慮願い、3名の神職だけで神事を執行致しました。
今まで以上に何時までも御英霊の御功績を讃えるとともに世界の恒久平和を願う招魂祭を風化させず次の世代に語り継いていく事が大切と感じた祭典でした。
お正月・ヤーヤ祭り・おひなさままつりと新しく令和時代を迎えても今までと変わらない賑やかで忙しい日々が続いておりましたが、19日におひなさままつりを閉じ、日常の風景に戻りました3月20日(金)、午前10時より祈年祭を執行しました。
以前に神社の祭典の種類は、大きく小祭式・中祭式・大祭式の三つあり、祈年祭は新嘗祭・例祭(ヤーヤ祭り)とで、三大祭と呼ばれている大祭式󠄀のお祭りだと説明しました。
他の神社では、よく2月17日に行われる様ですが、尾鷲では2月に例祭(ヤーヤ祭り)があるため、古くからこの春分の日に祈念祭を執り行っております。
仲総代副会長をはじめ、氏子・総代・崇敬者が約20名が参列し見守る中、「ギッ、ギッギー」と神々しく本殿御扉を開け、五穀豊穣、皇室の弥栄、国家安寧と共に尾鷲市の繁栄を祈願・・・そして、今年は新型肺炎コロナウィルス感染症がパンデミックとなり、世界各国で非常事態宣言を出す程となっているので、その沈静祈願もあわせ祝詞奏上しました。
最後に祈願成就と舞姫による「浦安の舞」を奉奏して、皆で玉串拝礼を執り行いました。
大神等の高き尊き大神徳を以て、全世界をお導きいただき、一日も早く平穏な社会に戻る事を心からお祈り致します。
日ごとにあたたかくなり、春の訪れを感じさせる3月15日(日)に3月月次祭を執り行いました。
2月月次祭、3月月旦祭に引き続き、今回も世界保健機関(WHO)もパンデミックと認めた世界の国々で大流行し始めている新型肺炎(コロナウイルス)の拡大防止を大神等の御神威を頂戴し、いち早く終息する事をを祈願しました。
特に主神祭であるスサノヲ命は、茅輪神事の古事から疫病除けの御神徳が有名です!(*ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照)
一人ひとりが清き明き誠の心で神の御意のまにまに勤しむことが大切だと感じた月次祭でした。
これからも氏子崇敬者の皆様のご参列、心からお待ちしています!
尾鷲神社では、3月8日をお宮の日と称して人形供養祭並びに結納品お納め祭を奉仕しております。
これは、三重県神社庁の教化活動の一環として、平成10年から地域社会への貢献を目指して、県下挙げて各神社でその特色を活かしたものをと検討し、当時から人形や結納品を納めたいとの問合せが多々見られたことから取り組んできました。
祭典奉仕し始めてから20年以上の歳月が経ちますが、三重県内でも祭りとして執り行っている神社ははとんどない(寺院はありますが)ようで、現在では県外からも人形供養に来られる方もおられます。
来られた方々の話を聞くと、長年愛着を持って大切にしてきた人形には、その思いやたましいが宿っているような気がするので、はやり神社でお祓いし供養して納めたいとの事です。
今年は朝から・・あいにく雨でしたが、屋根のある弓場を祭場(潔斎場)として朝8時から受付開始!お宮の日に持ち込む人形などはガラスケースなどのままで納めて良いことになっているため、神社総代の皆様には早朝から集合していただき、人形とケースなど区分けして並べてもらうように奉仕をお願いしました。
午前11時に祭典を執行!区分けしてもらった人形、ぬいぐるみ他合わせて200~300体程が集まり、清祓い(性根抜き)をして供養を執り行いました。
ちなみに、この人形供養祭並びに結納品お納め祭は、全国でも祭典として行っている神社は数少ないようです。
尾鷲神社では、氏子・崇敬者からの要望がある限り、お宮の日を続けていく所存です!
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