神社(惟神=カンナガラの道)では、6月30日(夏越)と12月31日(年越)の年に2回、大祓式を執り行います。
これは、人間は生活(命をつなぐ)していると、罪・けがれを知らず知らずに犯してしまっており、この罪・けがれを自ら人形代にうつしてお祓いを行い、川に流してしまうという宮中などで古くから行われていた神事です。
明治以後、このような古事伝承の神事を全国の氏神神社でも執行し、氏子崇敬者に半年に1回、大神の御神威を授かりお祓いし、新しく生まれ変わったが如く清々しい心(精神)で日々生活していこうと取り進めてきました。
先の大東亜戦争後、徐々に執り行う神社が減少しましたが、尾鷲神社では古くから日本に護持伝承されているこの素晴らしい神事を守っていこうとの思いで行っております。
特に夏越の大祓(6月30日)では、当神社の主祭神であるスサノヲ命の古事(蘇民将来と巨旦将来)で伝わる茅輪神事(くぐりとも云う)も執り行われます。
*詳細は、ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照下さい。
今年も拝殿前に人形代のご用意を致しました。
夏越の大祓(6月30日)式は、午後4時からです!多くの皆様のご参拝を心からお持ちしております。
心地よい五月晴れがひと息ついた小雨降る5月15日(水)の午前9時、5月月次祭を執り行いました。
このGW(ゴールデンウィーク)後半に人命(特に子ども)を奪う交通事故が相次いで発生しました・・・とても残念で憂い悲しい極みです。
しかし、最近、問題となっている無謀運転などもそうですが、これは人災(人が原因で起きる災い)です。
今回の月次祭では、このような人災を憂いで、自己中心的な考えになっている精神を正して古き伝統からなる良き日本の心を取り戻すように祈願しました。
新しい時代「令和」も今まで以上に氏子崇敬者の皆様と一緒に様々な問題を祈念していく所存ですので、たくさんのご参列を心からお待ちしております。
御代替わりがあった今回のGW(ゴールデンウィーク)も、あと2日を残すばかりとなった5月5日(日)の午前10時より端午の節句祭を行いました。
端午の節句祭は、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の安全成長を祈り、そして、その子ども達の成長に力を注ぐ保護者の身体健康も祈願するお祭りです。
残念ながら今回は氏子崇敬者の参列はありませんでしたが、禰宜が斎主を務め舞姫による「浦安の舞」も奉仕されるなど、祭典は厳かに執行!
これからの日本を背負っていく子ども達の成長を祈念しました。
令和時代も様々な祭典を執り行っていきますのでご参列をお待ちしております。
今年のGW(ゴールデンウィーク)中に元号も令和となり、春の陽射しも心地よく青々と晴れ上がった5月3日、「子ども縁日」を開催しました。
この「子ども縁日」は地域の子ども達をはじめ、全国の子ども達がスクスクと大きく成長を願うことと保護者の皆様の健康を祈る端午の節句祭に因んで、地域の有志団体(へのへのもへ座の皆様)に協力をお願いして開催しております。
これは、端午の節句祭の行われるGW(ゴールデンウィーク)中に、本来の主役である子ども達が神社に参拝してもらう事を願うと共に、尾鷲市の地域活性を目指して、旅行者を始めたくさんの方々に訪れていただくこと主旨としております。
午前10時頃より縁日開始!境内では開いているヨーヨー釣りや輪投げ、くじ引きや宝釣り、また、参集殿では体験コーナーとしてぬり絵(無料)などと、大人も子どもも楽しめる催しがズラリと並んでいました。
神社では集まった子ども達の中、希望者約60名(保護者も含む)に午前10時30分と午後1時30分から太鼓や鈴のお祓いと共に成長安全祈願の祈祷を行いました。
今年も好天に恵まれて気温もかなり暑くなったこともあり、かき氷コーナーは大盛況で長い列ができたようです。
又、今年で3年目を迎えており、祝令和!朱印をお受けした方々から、この時期に「子ども縁日」が開かれるのを調べて、わざわざ他県から神社に来て楽しんだとか、毎年の恒例で今年も遊びに来たなどの感想をいただきました。
年々お越し下さる方々が増えていっており、午前・午後と約1000人強の来社で賑わった「子ども縁日」!結局、閉会の15時まで人並みが途切れず、終日、子ども達の声が飛び交っていました。
来年もたくさんの皆様の来場をお待ちしております。
新しい御代、令和を迎えて初めてとなる5月3日(金)の憲法記念日、午前10時に憲法祈念祭を執行しました。
現在の日本国憲法が施行されてから、70数年の年月が過ぎ、世界の情勢も様々に変化しています。
我が国は、昭和27年のサンフランシスコ講和条約(平和条約)で日本は独立国として主権を回復しました。が、当然の権利である憲法改正を行ったことがありません。
同じ国民として何か有事(天災やテロ)の時に真っ先に先頭で取り組んで下さる自衛隊の存在を違法扱いしたままであることに胸が痛んで止みません。
又、昨今のアジア諸外国との関係を踏まえてもなおさらです。
世界の恒久平和のためにも、ひとり一人真剣に考えなければいけない問題です。
昨日、御譲位安泰祈願祭をご奉仕し、厳かに一夜明けた新しい時代、令和を迎えた5月1日(水)午前10時から即位改元奉告祭並びに5月月旦祭を執り行いました。
この令和の御代になって初めての祭典に約20名近くの氏子崇敬者が参列し、新しい天皇陛下即位の弥栄と年号が平成から令和と改められて、この新しい令和時代も平和で繁栄するようにを大神等に祈念しました。
又、神社本庁より即位改元奉告祭を中祭式に準じるようにと通達がありましたので、今回は特別に本殿御扉も開いて祭典を行いました。
大神等の霊験あらたかな神德太鼓の清ら音色と共に、これからの時代がますます栄えていきますよう心よりお祈り申し上げます。
令和の御代を厳かに迎えた早朝5時半頃から尾鷲ロータリークラブの皆様による神社清掃の奉仕活動がありました。
若干、雨が残る中でしたが、ご自分のご都合が許す限りたくさんの会員の皆様が竹ぼうきなどを使って境内の至るところをキレイにして下さいました。
最後に皆で神社を参拝し、この新しい時代「令和」が素晴らしい時代になるようにお祈りをしていました。
この姿に神社職員一同、令和の御代もしっかり神明奉仕に務めていかねばと改めて感じた次第です。
平成の御代をなごり惜しむかの如く、早朝より雨が降り落ちた4月30日、午前10時より天皇陛下御譲位御安泰祈願祭を執り行いました。
平成28年の今上陛下からの詔を重んじ、御譲位を行って現皇太子様に新しく天皇陛下に御即位戴くこととなりました。
そして、今日がいよいよ御譲位の日(一般には退位の日)ですので、何事もなく厳かに御譲位いただけますようにと、ご祈願させていただきました。
昭和の時代を継承し、日本の象徴として、又、国民の大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった平成の御代に感謝申し上げる次第です。
世界中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであります。
皇位継承された新天皇陛下のもと、お導きを戴きながら国民一人ひとり、世界の恒久平和に務めて行かねばと思っております。
境内の木々の新緑が一段と美しく色づいた4月29日、午前10時より昭和祭を執り行いました。
この日は、昭和天皇のお誕生日です。
全世界の中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであり、特に世情厳しくなった昭和の時代に、正に日本の象徴として、又、大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった大功績を称えました。
今上陛下のお気持ちから御譲位まで、いよいよあと1日となりました。
今まで伝統を重んじ、滞り無く御譲位が行われるように!と願っております。
今年は日本列島で春冬混ざり合う珍しい気候の中、いよいよ平成から令和へと御代が替わる大型連休(ゴールデンウィーク)が始まりました。
尾鷲神社では、通常の祭典にあわせ、御譲位祭や即位奉祝祭などを連休中を執行致します!
又、今年も子ども縁日(へのへのもへ座主催)を5月3日に開催致します!
今年もたくさんのご家族の皆様のご来社を心からお待ちしております。
(上記、祭典と子ども縁日の詳細は、尾鷲神社から画像やPDFでお知らせをご参照下さい)
そして、この新しい時代、「令和」をご祝福申し上げ、5月1日~12日の期間、限定の特別朱印をお受けいただけます。但し、授与所が開いている午前9時から午後4時までとなりますのでご了承下さい!