新しい年を迎えるにあたり、日を追うごとに忙しくなる12月15日(木)、午前9時より月次祭が執り行われました。
今日は今年最後の氏子崇敬者󠄀の皆様と一緒に祈願する月次祭となります。
毎年、この最後の月次祭では、残り僅かとなった今年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清めていただき、新しい年を清々しい身体で迎えられるように祈願しますが、今年は特に天照大御神の3大神勅(天壌無窮・宝鏡奉斎・斎庭稲穂)に則った豊かで清らかな心(精神)で良き日本の国風に立ち返ることも併せ祈願しました。
そして、年末恒例の鎮めの大太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪穢れをお祓い!最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月次祭をおさめました。
新しい年こそ氏子崇敬者の皆様とコロナ禍の終息と世界の恒久平和、そして御皇室の弥栄と尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
皆様のご参列を心よりお待ち申し上げます!
今年もあと一ヶ月となった12月3日午前10時、来年も良き年になることを願い、縁起物御霊入れ清祓祭を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)で氏子崇敬者が授与する縁起物を拝殿に並べて鎮めの大太鼓と清鈴で祓い清め、祈願祝詞を奏上して、神刀・草薙の剣の神威いただく剣金弊によって大神等の分御霊を授かりました。
最後に神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、御獅子祓いを行い御霊入れ祭をおさめました。
又、今年に引き続き初詣などの混雑の緩和を図るため、幸先詣として12月10日から授与を開始致します。(ただし、12月31日は授与不可ですのでご了承下さい)
授与終了は来年のどんど焼き(1月15日)まで!
なお、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
今年はコロナウィルス感染症の行動規制もなくなり、少しずつではありますが参拝者も訪れており日常生活に戻ろうとしております。
そのような現状となりましたので、年末恒例行事の尾鷲市神宮大麻頒布始祭は、神職だけで執り行うのではなく尾鷲支部の市内神社の総代会長の皆様にもご参列いただいて祭典を執行しました。
午前10時、神前に来年用の神宮大麻と尾鷲神社神符を供え神宮大麻頒布祭を開始!
修祓後、神宮大麻と尾鷲神社神符を鎮めの大太鼓を叩きながら大祓󠄀詞を唱えて鈴でお祓󠄀いしました。
次に迎え来る令和5年がコロナウィルス感染症を始めとする様々な病気等による禍事がなく穏やかな良き年になります様にと!祝詞を奏上。
そして、剣金弊で大神等の神威を戴き、最後に玉串拝礼を行い神事をおさめました。
なお、今年も参集殿での神宮大麻頒布始式が中止となったので、各市内神社のお受けになる神宮大麻を式終了後に各神社総代会長様にお渡し致しました。
これから年末年始にかけて、神職と総代が協力して、この神宮大麻と氏神神社の神符と合わせて、各氏子へ授与していただこうと各地をまわりますので是非、お受け下さいます様お願い致します。
なお、尾鷲神社にも神宮大麻はございますので、お受け忘れのないように新しい年をお迎え下さい。
秋雨が朝から降り続く11月23日、午前10時より新嘗(にいなめ)祭を執行しました。
日本の国がら(国体)は、天照大神の三大神勅(さんだいしんちょく)のひとつ「斎庭稲穂(ゆにはいなほ)」より授かった稲作文化のおかげで形成されたといわれています。
そのため、神社の祭りの中でも今年の実りを祈る祈年(きねん)祭、鎮座神の大神威崇め祝う例祭(れいさい)、そして、今回の新嘗(にいなめ)祭を神社三大式と称し、必ず本殿扉を開けて奉仕する大切な祭りと位置付けられています。
新嘗祭は、祈年祭に対し、今年の穀物・作物などの豊作(五穀豊穣~ごこくほうじょう)と氏子地域をはじめ、日本の安寧・発展を感謝する祭りです。
今年も毎年氏子崇敬者から新米、御神酒、鮮魚(鯛)のご奉納があり、神前にお供えし大神等にお喜び戴きました。
「浦安の舞」も新しい舞姫2名で奉仕し、神社総代10名、氏子崇敬者5名、あわせ15名の参列者とともに今年の様々な実りに感謝申し上げました。
これからもたくさんのご参列をお持ちしております!
清々しい朝日で迎えた秋晴れの良き日の11月15日(火)午前9時より月次祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界の平和を念頭において、通常、大神等の御神力を賜わり、参列した氏子崇敬者の皆様と共に世情の様々な事柄に対し祈念しております。
しかし、11月15の月次祭では、世界の子ども達の成長を祈念する七五三祭として執り行っています。
氏子崇敬者が参列する中、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の健やかなる育成を祈願しました。
これからの日本を背負って立つ子ども達の成長を心からお祈り申し上げます。
空気も美味しい秋の季節に似合わない25℃以上の夏日となった11月3日(水)午前10時より明治祭を執り行われました。
一般に「文化の日」と呼ばれる祝日ですが、ご存知の通り、この日は明治天皇がお生まれになった日(明治節)です。
鎖国していた日本が明治天皇の示された五箇条のご誓文、教育勅語などの詔により国体(国風)定めて、世界の強国に追いつこうと日本を近代化へと図り進めた結果、今の日本の繁栄と平和につながっております。
今回も日本の近代化の礎にお力を注いで下さった明治天皇の御功績を称えて、感謝申し上げてこれからも日本を御守り導きいただくように祈願しました。
今年は新しい舞姫2人も奉仕し、又、地元の製作者様から名物の「古道黒糖パン」まで供えられて祭典に花を添えました!
これからも御皇室の弥栄と萬世一系の継承が途切れる事無く続いていきますように心からお祈り申し上げます。
尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を16年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
現在では、子ども達の更なる啓発活動としてデザインから尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に作成してもらております。
今年もデザイン画が出来上がりましたので、10月18日、午後4時より神社で干支絵馬デザイン発表会を行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(卯~うさぎ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「今年は卯からかわいさ・優しさを感じて平和をイメージして描いた。」「尾鷲らしさを表すため干支絵馬にツバキの花を入れた。」「主役は絵なのでデザイン画を活かすようにバランスよく字を書いた。」など様々な感想がありました。
新しい年を縁起良くと日ノ出を見上げるウサギが描かれた安らかな世の中を願うデザイン!
正に尾鷲ならではのオリジナル干支絵馬です!
この絵馬が来年、神社を飾る干支大絵馬に!そして、初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になります。
この干支大絵馬と今まで作成してきた一回り分の大絵馬12枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。