最初の 鎮座地(現在の舊宮)の前に大きく聳える大楠は、雄楠が周囲10メートル、雌楠が周囲9メートルにも達しており、樹齢も一千年以上と推定され、昭和12年11月12日に県の天然記念物に指定されている。
別名「夫婦楠」と呼ばれ、雌楠の
実際 、子宝に縁遠かった大勢の氏子崇敬者がその恩恵を受けて、子どもを授かっており、毎日御礼参りが絶えない。
最近では、その御縁起を授かろうと良縁、子授けのパワースポットとして遠方からも訪れている。
尚、大楠の御縁起を頂戴した御守も数種類あり、社務所にて授与して頂ける。
又、同世代の楠が本殿の後ろにある。これも神代楠と呼び、皆に慕われている。氏子の中では大楠に対し、親楠,親楠という方もいる。
この二つの御神木には、神社総代会が主となり綯った大注連縄を6月と12月の年2回、氏子総出で張り替えている。