6月30日の午後4時、恒例の夏越しの大祓式を執行しました。
朝から本降りの雨でしたが、昼を過ぎた頃から梅雨もひと休みと上がってくれたおかげで、拝殿前に祭場を舗設し執行する事ができました。
今年も神職、総代を含め総勢200名程の参加者と共に、大祓詞を奏上して各々知らず知らずに犯した罪穢れや願い事をうつした人形をお祓いした後、各自切麻を以て自祓し大祓式をおさめました。
特に、夏は茅輪くぐりを執り行います。この茅輪神事は当神社の主祭神であるスサノヲ命の神話から生まれた神事です。
(詳細はHPの尾鷲神社のここがすごくね!?を参照して下さい。)
♪♪ みな月の なごしの祓するひとは 千年(ちとせ)の
命のぶといふなり (2回) 蘇民将来(そみんしょうらい)×4回 ♪♪
の唱え言葉を歌いながら、宮司、舞姫(人形持ち)、神職、参加者の順に列を作って茅輪(ちのわ)を8の字を描くように3回くぐり、古式の則った神事も無事におさめました。
来年も6月30日、午後4時となりますので、たくさんのご参加をお待ちしております!
梅雨入りしたにもかかわらず、夏のような暖かな日が続く空梅雨の中、6月11日(日)に尾鷲市長&市議会議員を選ぶW選挙が行われました。
尾鷲神社では市の将来を担う大切な事項のため、大神等にご報告をし大神威を授からんと月旦祭や月次祭で祈願奉告するのが恒例となっております。
今回もまず6月1日の月旦祭で、参列に訪れた氏子数名と一緒に大神等の導きを賜り、尾鷲市の為に誠心誠意尽くしてくれる人が選出されるように祈願しました。
6月4日、告示されると神社前も各候補者の選挙運動車が朝から晩まで通り、人それぞれの選挙活動をしておりました。(中にはしっかりと出陣式を神社で行った候補者もおりました)
一週間繰り広げられた選挙戦も、6月11日の投票日を迎えてその結果、新しい市長と13名の市議会議員が選ばれました。
そして、6月15日の月次祭で、また参列に訪れた氏子数名と一緒に新市長と新しい市議会議員の氏名を奉告し、大神等の御意に外れることなく、尾鷲市の為に力の限り尽くしてくれるように祈願しました。