尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を17年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、4年前からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらっております。
今年も引き続き尾鷲高校美術部・書道部の子ども達に干支絵馬のデザインを考えていただきました。
そして、今日(10/6)、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(辰~たつ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に子ども達は「この神々しく竜が舞い踊るような絵馬で来年は元気で良い年になってもらえたら」や「今年は絵が中心にので寄っていたので、皆で相談して福雲如(ふく ものごとし)の縁起良い3文字をいれてみた。」など様々な感想が聞かれました。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬!
この絵馬が来年、神社を飾る干支大絵馬に!そして、初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になります。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬13枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。
まだまだ暑く、朝晩だけは秋めいてきた10月1日(日󠄀)の早朝、午前9時より月旦祭を執り行いました。
最近の世界のニュースを見ると、地震や集中雷雨による大洪水など地球自体が悲鳴を上げているように感じられます。
これは世界中で自分達が良ければ良い(化石燃料のCO₂排出など)という利己的な風潮が温暖化にもつながっていると思い、地球人に神話や古事に伝わる日本で培われてきた倫理道徳の教えを復活していただくように祈願しました。
今回も、8名の熱心な氏子崇敬者が参列する中、祭典を祝詞奏上、太鼓大祓、浦安の舞など奉仕し、最後には一人ひとり神前に玉串を奉り、世界平和を祈り拝礼しました。
これからも神職一同、神明奉仕に務めていく所存です。たくさんの皆様のご参拝を心からお持ちしております!