朝の冷え込みが厳しい年の暮れの12月24日(日)に大楠注連縄掛神事が執り行われました。
神社の神木の大楠と祖楠は6月と12月の2回、大注連縄を締め換え、特にこの年末は、来年を良き年と迎えるようにと境内を始めとする神社各所の注連縄も取り替えています。
今月の初旬に神社総代、氏子有志の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを大楠の前に並べて、午前8時30分、仲総代会長、他、氏子総代が約50名程が集まり神事を行いました。
新年を迎えるにあたり、神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えました。
続いて手分けをして、向拝や神社各所の注連縄を新しくして、正月飾りと提灯や歴代の干支大絵馬も境内に飾り付けました。
新しい注連縄を纏った大楠!や提灯などで飾られた境内!平和の夫婦楠が新しき年は世界で戦いがない良き年を願っている氏子崇敬者の皆様に御神力を分け授け下さることでしょう!
皆様にとって令和5年が素晴らしい年となりますように!
今年も残すところ約1週間となり、冬本番の寒気が降りてきた12月22日(金)、恒例の尾鷲高校美術部・書道部と日本画家、寺岡多佳先生の新年干支絵馬合同奉納式が執り行われました。
尾鷲の子ども達に伝統・文化の護持と伝承のお手伝いと新年絵馬の作成をお願いしてから、今年で尾鷲高校美術部・書道部が17年目、寺岡先生にも有り難く11年目を迎える事が出来ました。
今年は神社に置く干支絵馬のデザインから大絵馬までを尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に全て任せて作成するようになって5年目を迎えております。
今年の絵馬は、来年の干支の辰(タツ)に因んで、力強く空を飛び舞う、まるで飛龍の如きパワーで様々な禍事を吹き飛ばす迫力ある猛々しい辰が描かれている素晴らしい干支大絵馬です。
全国で唯一尾鷲にしかないオリジナル絵馬!として新年の神社境内に置かれます。
又、尾鷲高校大絵馬奉納をきっかけにご奉納下さっている日本画家の寺岡多佳先生からも11年目、神紋を抱き守る神々しい龍(タツ)を表現した干支絵馬をお描き下さりお送りいただきました。
全国の神社に絵馬をご奉納している寺岡先生から毎年頂戴する尊きお志には感謝してもしきれません。
今年も寺岡先生の希望にあわせ、高校生達と合同奉納式で披露させていただき弊殿に納め飾る予定です。
初詣にお見えの際は、この二つの干支絵馬も、是非お楽しみ下さい!
師走に入り、新年準備で慌ただしい12月15日(金)、午前9時より月次祭が執り行われました。
1月の月次祭から今日の月次祭まで氏子崇敬者の皆様と様々な祈願してきましたが、今日が今年最後の祈願祭となります。
そして、毎年、この最後の月次祭では、残り僅かとなった令和5年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清め、新しい年を清々しい身体で迎えられるように祈願をしており、今年は更に政治家の裏金問題も祈願しました。
先ずは修祓により下祓い!そして、祈願祝詞の奏上。
次に鎮めの大太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪障をお祓いし、順番に玉串拝礼を行いました。
最後に尾鷲神社・御獅子祓を執り行い、今年最後の月次祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様と世界平和と御皇室の弥栄、そして尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
来年もたくさんのご参列を心よりお待ちしております!
12月とは思えない程の暖かな12月10日(日)、年末の〆打ちが執り行われました。
尾鷲神社では、古き昔から伝統として神社の各所を守る注連縄は、神社総代会と氏子有志の清きご奉仕によって奉製して下さっております。
この日は、新しい年を迎えるにあたり、大楠(夫婦楠)と祖楠(おやくす~本殿裏の楠)などに取り付ける大きな注連縄を作りました。
早朝8時頃から神社総代が集まり出し、わらや機材を準備し、仲総代会長以下総勢25名程が参列する中、8時15分に〆打ち清祓い神事を行いました。
神事終了後、作業を開始!神社総代の皆さんは、約18メートルもある大楠(夫婦楠)用を始め、10メートルの祖楠用などの注連縄をすぐって叩いたわらで専用の機械を用いてない、綺麗に仕上げて奉製して下さいました。
これから令和6年を迎えるまでの日々、神社総代をはじめ、崇敬企業、氏子の皆様の明き清き真心で、尾鷲神社の新年の準備が進んでいきます。
今年もあと一ヶ月となった12月1日午前10時、来年も良き年になることを願い、縁起物御霊入れ清祓祭を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)で氏子崇敬者が授与する縁起物を拝殿に並べて、まずは大神等に祈願する祝詞を奏上!引き続き鎮めの大太鼓と清鈴で祓い清めて、神刀・草薙の剣の神威いただく剣金弊によって大神等の分御霊を授かりました。
最後に神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、御獅子祓いを行い御霊入れ祭をおさめました。
又、氏子崇敬者の皆様に好評ですので、今年も引き続き幸先詣として12月10日から授与を開始致します。(ただし、12月31日は授与不可ですのでご了承下さい)
授与終了は来年のどんど焼き(1月15日)まで!
なお、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
月が変わり、急に冬の寒さになった12月1日(金)、午前9時より月旦祭が執り行われました。
今日は今年最後の氏子崇敬者󠄀の皆様と一緒に祈願する月旦祭となります。
毎年、この最後の月旦祭では、残り一ヶ月なった今年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清めていただき、新しい年を清々しい身体で迎えられるように!今年は特に原始日本より国民とつながっている神道と新興宗教との道(教え)の違いを諭し、惟神(かんながら)の道へと誘い下さいますように祈願しました。
正月に授与していただく縁起物を飾る中、先ずは修祓により下祓いし、祈願祝詞の奏上。
そして、神德太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪穢れをお祓いしました。
最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月旦祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様と世界の恒久平和、そして御皇室の弥栄と尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
来年も皆様のご参列を心よりお待ち申し上げます!