令和3年7月23日(金)、午前10時に日本で二回目となる夏期オリンピックが開催されること祝し、平和祈念祭を執行しました。
この祭典はもともと昭和39年に東京オリンピック開催された10月10日(体育の日)に行っていましたが、今年からスポーツの日となるこの日に奉仕する事と致しました。
尾鷲神社では、平和の祭典と言われるオリンピックの精神を鑑み、戦争などがなくなり、世界平和が一日でも早く訪れるように祈願しております。
特に今回は、コロナウィルスの影響で開催に対し様々な意見がありましたが、この大会を目指しているアスリートの人たちの気持ちを大切に思い、各国の代表選手が皆ベストを尽くし、その成果として栄えあるメダルを獲得できるように祈願しました。
そして、これからのオリンピックが平和の象徴として、政治状況や経済などの私的理由ではなく、以前のように気候も踏まえ、アスリートたちの身体面も考慮して大会が開催、運営されるように願っております。
今年は早い梅雨明けとなり雨の心配もなく快晴の中、海の日の7月22日(木)、午前11時に境内社の天照大神宮例祭を執り行いました。
昨年はコロナウィルスの影響で、参列者の数を絞りましたが、今年は感染症対策をとりながら参列希望を募ったところ、神社総代を始め総勢22名の参列者が集まり、御祭神の天照大神の神威を仰ぎました。
所定のところで修祓式を行い、本殿前に進み宮司1拝!続いて本殿の扉を開けて神前に神饌をお供えして、日々の御守り導きの感謝の気持ちとこれからのご指導などを祈る祝詞を奏上、更にコロナウィルス感染症の終息も願いました。
次に、奉祝として地元の高校生が舞姫を努めて「浦安の舞」を大神に献げて、最後に神職をはじめ、参列者の皆様に玉串拝礼を執り行い祭典を納めました。
来年もたくさんの方の御参拝を心よりお待ちしております。
6月30日(水)の午後4時から夏越の大祓式を執行しました。
昨年はコロナウィルスの影響で大祓式を総代のみ参列で行い、茅輪くぐりは自由参拝と致しましたが、今年はコロナ禍の状況もかなり理解できてきたため、例年通りに執り行いました。
当日は雨が降ったり止んだり!となかなか定まらなかったので、大祓式は屋根のある弓場の下で、茅輪くぐりは傘を差してもくぐれるので通常通り拝殿前の境内に舗設しました。
生憎の雨がたたり約80名程の参加者でした。がもともと昔からの祓えの極意に川、海、滝など水を被る作法があり、この雨も恵みの雨、大神等からの大祓の神威だと感じました。
まず弓場で集まった皆、大祓詞を奏上して各々知らず知らずに犯した罪穢れや願い事をうつした人形をお祓いした後、各自切麻を以て自祓(じばらい)し、大祓式をおさめました。
次に、夏は当神社の主祭神のスサノヲ命の神話から生まれた神事である茅輪くぐりを執り行います。
*詳細は、ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照下さい。
♪♪ みな月の なごしの祓するひとは 千年(ちとせ)の
命のぶといふなり (2回) 蘇民将来(そみんしょうらい)×4回 ♪♪
の唱え言葉を歌いながら、宮司、神職、参加者の順に列を作って茅輪(ちのわ)を8の字を描くように3回くぐり、古式の則って行いました。
なお、今年も茅輪は約1週間(枯れる)まで設置しておきますので、ご自由におくぐり下さい!
来年も6月30日、午後4時に夏越の大祓式を執行致しますので、たくさんのご参加をお待ちしております!
神社(惟神=カンナガラの道)では、6月30日(夏越)と12月31日(年越)の年に2回、大祓式を執り行います。
これは、人間は生活(命をつなぐ)していると、罪・けがれを知らず知らずに犯してしまっており、この罪・けがれを自ら人形代にうつしてお祓いを行い、川に流してしまうという宮中行事が、明治以後、このような古事伝承の神事を全国の氏神神社でも執行し、氏子崇敬者に半年に1回、大神の御神威を授かりお祓いし、新しく生まれ変わったが如く清々しい心(精神)で日々生活していこうと取り進めてきました。
特に夏越の大祓(6月30日)では、当神社の主祭神であるスサノヲ命の古事(蘇民将来と巨旦将来)で伝わる茅輪神事(くぐりとも云う)も執り行われます。
*詳細は、ホームページ「夏越の大祓 茅輪神事」をご参照下さい。
疫病退散と今年も拝殿前に人形代のご用意を致しましたので、より多くの皆様がお祓いをお受け下さいますようご案内申し上げます。
又、今年から「ペットは家族の一員」とのお声を多くからいただいたので、ペットの紙型代もご用意致しました。
なお、今年の夏越の大祓(6月30日)式は、通常通り午後4時から執り行います!
マスク着用となりますが、たくさんの皆様のご参拝を心からお持ちしております。
太陽がさんさんと輝いた梅雨の晴れ間の6月15日(火)、午前9時より月次祭を執り行いました。
6月6日に尾鷲市長と市議会議員を同時に選ぶW選挙がありました。
先の祭典でもこれからの尾鷲市を担う大事な選挙でしたので、大神等にお導きをいただいて市民の皆様がより一番の市長と市議会議員を選出するように祈願致しました。
そこで今回は、その奉告をし更なる御守護をいただき尾鷲市の発展、日本の弥栄に力を尽くすように導き誘い下さいますようお願いしました。
10名を超える氏子崇敬者󠄀の参列の中、修祓 → 一拝 → 献饌と進め祝詞の奏上へ!
祝詞では、選挙の奉告と加藤市長の再選と10名の市議会議員の氏名を読み上げ、これから大神等の諭す正しい道から逸れることなく、その責務をしっかりと果たすように祈願しました。(最後にコロナ終息も祈願しました)
更に太鼓大祓で参列者と共に祈り、最後に一人ひとり玉串を捧げ大神等に拝礼し月次祭をおさめました。
これからもたくさんの皆様のご参列を心からお待ちしております。
梅雨入りしたように今にも空から雨が落ちそうな5月15日(土)、午前9時より月次祭を執り行われました。
今年は任期満了に伴い、この6月に尾鷲市長&市議会議員を選ぶW選挙が行われる年です。
尾鷲神社では市の将来を担う大切な事項のため、大神等にご報告をし大神威を授からんと月旦祭や月次祭で祈願奉告するのが恒例となっております。
従って、今回は祭典に訪れた氏子崇敬者󠄀11名と一緒に大神等の導きを賜り、6月6日に執り行われるW選挙で尾鷲市の為に尽くしてくれる人が選出され、そして、このコロナウィルスを始め様々な事に対し誠心誠意取り組んでもらうようにと祈願致しました。
5月30日の告示日より一週間、各候補者が人それぞれ、公約や自分の政治理念を説き明かす熱い選挙活動を行う事でしょう!
まず市民の先頭に立ち、導いて下さるためにも、人の道に外れることなく人望がある清廉潔白である人間がまず第一だと感じております。
私ども神社職員も一市民として清き一票を投じたいと思います。
これからも皆様のご参列を心からお待ち致します!
コロナウィルス感染症の拡大を防ごうと3回目の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出された今年のGW(ゴールデンウィーク)もこの子どもの日が最後の日となりました。
今年も尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の安全成長と共にその成長に全精力を注ぐ保護者の健康も祈願する端午の節句祭を行いました。
5月5日(水)、午前10時、神德太鼓の合図で祭典が始まり、
修祓→宮司一拝→祝詞で厳かにこれからの日本を背負っていく子ども達の成長とコロナ終息を大神等にお願いし、そして、今年は地元の高校生が「浦安の舞」を奉仕致しました。
引き続き玉串をそれぞれ大神等にささげ、皆、祈願して祭典をおさめました。
又、残念ながら今年も地元のボランティアグループ「のへのへのもへ座」の皆様が中心となって開催していただく恒例の「子ども縁日」も感染症の現状を踏まえ中止と致しました。
来年こそ、GW(ゴルーデンウィーク)に恒例の「子ども縁日」も開催して、たくさんのご家族の皆様のご来訪をお待ちしております。