秋を飛ばすが如く、急に冷え込みが強くなった11月15日(金)午前10時から御大典をお祝いする大嘗祭奉祝祭を行いました。
大嘗祭とは、天皇陛下が即位して初めて行う新嘗祭であって、御代替わりして一代に一度となるとても重きお祭りです。
尾鷲神社では10月22日より即位礼、お祝いの記帳、記念品の贈呈など御大典奉職事業として祝い努めてきました。
そして、その奉祝事業の総まとめとして、尾鷲市内にある各氏神神社の総代会長にもご賛同いただき市内神社共催として、この大嘗祭奉祝祭を執り行いました。
市内神社の総代会長、尾鷲神社の神社総代、他氏子崇敬者の総勢40名程参列する中、本殿御扉を開けて、今年収穫した玄米・白米・白酒・清酒を始め鯛・餅・野菜など神饌を神前に供えました。
次に神社本庁よりいただいた本庁弊をあげ、奉祝の祝詞を奏上!
神職による朝日舞を奉奏し、参列者全員、玉串拝礼を行い、祭りをおさめました。
又、今回の奉祝事業にあたり、特別祭典、たくさんの記念品、奉祝饅頭などでお祝いする事ができたのは、日本国風や日本の伝統文化を重んじ、その趣旨にご賛同下さり、多額の協賛金を寄付していただきました企業の皆様のおかげです。
ご感謝申し上げると共に、ここにご紹介をさせていただきます。
㈱村田組様・德榮丸沖中様・岡三証券㈱尾鷲支店様・中部電力㈱尾鷲三田工事所様・中部電力㈱尾鷲営業所様・昭和環境管理㈲様・㈱アサヒ住宅様・㈱いーすとカンパニー尾鷲自動車学校様・中部プラントサービス㈱尾鷲事業所様・㈱セルフ舎建設様・㈱電源開発様・尾鷲観光物産協会様
上記の企業の皆様!その崇高なお志に本当に感謝申し上げます!!
なお、御大典奉祝事業期間中に集まりました四冊の記帳(芳名簿)は、ご協賛企業の社名(御名前)を添えて、皆様のお気持ちをお届けしようと、神社庁を通して宮内庁にお送り致します。
辺り一面秋色に染まり、空気も美味しく感じる11月3日(日)午前10時より明治祭を執り行われました。
一般に「文化の日」と呼ばれる祝日ですが、ご存知の通り、この日は明治天皇がお生まれになった日(明治節)です。
鎖国していた日本が明治天皇の示された五箇条のご誓文、教育勅語などの詔により国体(国風)定めて、世界の強国に追いつこうと日本を近代化へと図り進めた結果、今の日本の繁栄と平和につながっております。
今回も日本の近代化の礎にお力を注いで下さった明治天皇の御功績を称えて、感謝申し上げてこれからも日本を御守り導きいただくように祈願しました。
今年は御譲位による御代替わりを迎え、いよいよ御大典の儀式が執り行われています。
これからも御皇室の弥栄と萬世一系の継承が途切れる事無く続いていきますように心からお祈り申し上げます。
ようやく秋らしい気候となり、清々しい朝日が輝いた11月1日(金)午前9時より月旦祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界の平和を念頭において、通常、大神等の御神力を賜わり、参列した氏子崇敬者の皆様と共に祈念しております。
しかし、今年は15日に大嘗祭奉祝の祭りが行われるため、月旦祭に合わせて七五三祭を執行しました。
約15名の氏子崇敬者が参列する中、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の健やかなる育成を祈願しました。
これからの日本を背負って立つ子ども達の成長を心からお祈り申し上げます。
秋の深まりを感じる10月22日、上皇陛下のお志で御譲位により第126代目に即かれた天皇陛下による日本国体を称する萬世一系を代々に受け継ぐ日本古来の文化伝承である即位礼が厳かに行われました。
これは天皇陛下が国内外に即位を宣言される儀式であり、尾鷲神社ではこの事をお祝い申し上げるべく即位礼奉祝祭を執り行いました。
お祝いに駆け付けた氏子崇敬者約20名と共に
太鼓大祓→祝詞奏上→浦安舞→玉串拝礼と進めお祝い致しました。
終了後に参列された氏子崇敬者の方々が、芳名簿へお祝いのご記帳を行い、ささやかな記念品を差し上げて祭典をおさめました。
なお、この即位礼から大嘗祭までの期間、令和元年10月22日~11月15日を御大典奉祝と称して、毎日、午前10時から午後3時までお祝いの記帳を受け付けております。(ただし、社務事情により休日がありますのでご了承下さい~お電話等でご確認いただければ幸いです~)
なお、御大典奉祝の事業の詳細は、尾鷲神社HPの画像やPDFでお知らせ~重要!御大典奉祝事業のお知らせ~をご参照下さい。
たくさんの方のお祝い参拝並びに記帳を心からお待ちしております。
平和祈念祭の翌日の10月15日(火)、午前9時より月次祭を執行しました。
今回は祭典に参列下さった氏子崇敬者4名の皆様と、台風19号の災害が更に深刻化した事に対し、改めて昨日に引き続き、いち早い災害復興を太鼓大祓にのせて祈願致しました。
お亡くなりになった方々に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様に心からの御見舞を申し上げます。
10月14日、勢力が強大であった台風19号が過ぎ去り、秋模様も深まりを感じる中、平和祈念祭を執行しました。
この祭典はもともと昭和39年に東京オリンピック開催された事からできた祝日の10月10日に行っていましたが、現在では、カレンダー上の体育の日と定めて奉仕しております。
尾鷲神社では、平和の祭典と言われるオリンピックの精神を鑑み、戦争などがなくなり、世界平和が一日でも早く訪れるように祈願しております。
又、今回は、先に述べた台風19号の災害が日々、深刻化していたため、大神等の御稜威を頂戴して、いち早く普通の生活が送れるように併せて祈願致しました。
お亡くなりになった方々に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様に心からの御見舞を申し上げます。
ようやく秋も深まり始めた10月1日(火)の早朝午前9時より月旦祭を執り行いました。
最近のニュースを見ると、どうも世界中で自分達が良ければ良いという利己的な風潮が感じられたので、神話や古事に伝わる日本で培われてきた倫理道徳の教えを復活していただくように祈願しました。
今回も、11名の熱心な氏子崇敬者が参列する中、太鼓大祓と共に祭典を奉仕し、最後には一人ひとり神前に玉串を奉り、大神等との契りである天律天則(てんりつてんそく)を忘れずに世界平和を祈り、拝礼しました。
これからも神職一同、神明奉仕に務めていく所存です。たくさんの皆様のご参拝を心からお持ちしております!
心地よい涼しい風がただよう秋晴れの9月16日(月)、午前10時より敬老祭を執り行いました。
普段なら数名の氏子崇敬者が参列される中で執り行われる事が多かったのですが、今回は一人も参列者がおりませんでした。
定刻通りに午前10時に執行!祭員を務める神職も授与所を訪れる氏子や参拝者のお相手をさせていただいたため、宮司による一人奉仕で行いました。
修祓→一拝→献饌と進め、祝詞では現在の日本の繁栄に尽力して下さったことに対する感謝とこれからも元気でご長寿いただく事を祈念しました。
続いて、玉串拝礼→撤饌→一拝を行い祭典を閉じました。
これからもたくさんの皆様のご参列を心からお待ちしております。
夏日と雨降りを繰り返し,今年も残暑が厳しいと感じる9月1日(日)、午前9時に9月月旦祭を執り行いました。
今回も13名の氏子崇敬者が一緒に参列して下さいました。
最近の報道(ニュース)を見ていると「あおり運転」をはじめ、「ゴミ屋敷」や「動物への勝手な餌やり」などいった対人関係などを中心とした問題が多く発生しております。(「幼児虐待」などもってのほかです)
しかし、このような問題は、以前は教えられていた教育「修身」や徳育教育の欠如から起こるものだと感じて、元来、日本人が培ってきた道徳心を取り戻すように祈願しました。
たたく神德太鼓の音色の如く、一人ひとりにその思いが清み響くことを心からお祈り致します。
尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を13年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、今年からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらう事となりました。
つまり、尾鷲高校美術部・書道部の子ども達が考えた干支絵馬のデザインが来年、神社を飾る干支大絵馬に、並んで初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になるという事です。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬となるわけです。
今日(8/29)は、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(子~ねずみ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「尾鷲らしさを出すため、背景にツバキを書いたり、ねずみたちの法被には御神紋を描いたりした。」とか「主に行書体を参考にしたが、尾鷲ならではと躍動感溢れるものをと自分達なりにアレンジした字を書いた。」など様々な感想が聞かれました。
最後にデザイン画を囲んで写真を撮り、発表会をおさめました。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬12枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。