正月三が日(1月1日~3日)、天候にも恵まれて初詣の参拝者で賑わう中、古くから伝わる大宝市(おおたからいち)はおさめさせていただきました。
しかし、縁起物は通常の授与所で1月15日のどんど焼きの日までお受けいただけます!
昔から 「残り宝には大福来たる!」と言い伝えられております。
これは、三が日を過ぎても大神等の前で神威を受け授かっている。
つまりそれだけ長い間、お力をいただいているのだから、更なる御神力、御利益を蒙ると伝承が残っているからです!
まだまだ福をもたらす縁起物を是非お受け下さい。
1月3日の午後より毎年恒例となっている地元企業や崇敬団体などの新年奉賽の祈祷参拝が始まりました。
㈱主婦の店様を皮切りに二十数社が日頃の大神等の御守護に感謝申し上げると共に新しい年である令和2年も事業繁栄と健康安全を願って参拝します。
元始祭とは、絶えることなく脈々と継承されてきた天皇のお位の根本、神話で天孫降臨により国土を治めるようになった由来を祝うお祭りです。
この尊きお祭りは宮中祭祀のひとつとして、畏くも天皇陛下おんみずからご奉仕されます。
尾鷲神社では、1月3日に元始祭と称して、日本の国の成り立ちに重き要素である皇位継承を祝い、皇室の弥栄と国の隆昌を祈念しております。
又、その祝いのために主祭神の武速須佐之男命の神話、八岐大蛇退治で使われた御神酒の御奉納を遠近の酒蔵様にお願いしたところ、その高き厚きお志から10社の酒造会社並びに酒造関係者様などから化粧樽や御神酒を毎年御奉納戴いております。
今年もたくさんの御神酒に囲まれて、大神等の大神威を蒙りながら皇室の弥栄と国の隆昌を祈ることができ、又、奉献酒蔵様の事業繁栄と伝統護持も同時に祈願致しました。
奉献酒蔵様のご紹介(継承略)☞寒紅梅酒造・尾﨑酒造・河武醸造・伊藤酒造・宮﨑本店・稲垣 酒蔵場・若戎酒造・みんぜん・㈱Yアルコ・堀畑商店
*奉献酒蔵様の情報は、神社ゆかりのリンク・サイトをご覧下さい!
新年2日の尾鷲神社!この日から一般祈祷の受付が始まり、今日も厄除けや家内安全などの個人祈祷がありました。
又、昨日ほどの人手もなく、参拝もたまに列ができる程度でゆっくりと神社を訪れていただいている様です。
写真は、2日の境内の風景(大宝市、甘酒など)です。
そこで今回は、尾鷲神社伝承の大宝市(おおたからいち)について説明をしたいと思います。
尾鷲の縁起物には古い言い伝えがあります。(神社HP参照)
ヤマトタケル尊がよく縁起物の神様といわれますが、この東紀州、特に尾鷲ではヤマトタケル尊の功績は、当神社の主祭神、スサノヲ命の御神力を授かったからと称され、尾鷲神社を縁起物の祖(おや、或いはもと)神と呼び、ここから縁起物を授かる様になったそうです。
それぞれの縁起物には、
熊 手~福をかき集める(簑なども同じ)
福 俵~福を溜め留める
破魔矢~福を魔や邪鬼から守る
という縁起があり,昔は全てを合わせ持ち、家や会社の安全、繁栄などを願ったとされています。
明日の3日目で参集殿での市は終わりますが、4日以降は通常の授与所で縁起物の授受となり、15日のどんど焼きまでお受けいただけます。
「残り宝(縁起物)には、大福来たる!」
このような言葉が神社では伝えられております。
つまり、長く残った縁起物(御守なども)には、それだけ多く大神等の神威を受け授かっているという言い伝えです。
残り福をお受けに是非ご参拝下さい。
新年明けましておめでとうございます!
今年も元旦の午前10時頃から夕方の4時頃まで!第二鳥居から拝殿前の行列が途切れる事がなく初詣での参拝者で賑やかでした。
尾鷲神社の元日は、新春太鼓大祓式や大宝市での縁起物などの授与で大忙しです。
そこで、すこしですが神社の正月の雰囲気をご紹介します。
今年が良き年である事や個人的な願い事を一生懸命祈念する参拝者!
神様へ新年のご挨拶を!と列に並ぶ初詣の皆様!
年のはじめに尾鷲神社伝承の縁起物を授与する氏子崇敬者の皆様!
どこをみてもあたたかく、そして和やかな風景でした。
来年もたくさんの詣初での皆様を心よりお待ちしております。
明けましておめでとうございます!
午前零時、皮の張替が終わり拝殿におさまった鎮めの大太の打ちはじめを合図に歳旦祭が執り行われました。
今年も年が明ける約1時間前にかがり火が点けられて、氏子町の太鼓打ちの人々が代わる代わるに寄せ太鼓を叩きながら、新しい年を迎える例年の風景の中、神社拝殿下に初詣の参拝者が並び出しました。
そして、新年を迎えた午前零時には、およそ60~70メートル程の行列が出来ておりました。
祭典が厳粛に執り行われる中、初詣の参拝者は途切れることなく鈴を鳴らし、今年1年の御守護と各々の願い事を祈っていました。
どうぞ!今年も大神等の御稜威を頂戴きまして、ますますのご多幸を心より御祈念申し上げます。
尾鷲神社 宮司 加藤守朗
あと10日で新しい年を迎えるのに暖かく、まるで10月初旬のような日となった12月26日の午後1時30分、縁起物御霊入れ清祓を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神~HPの大宝市参照~に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)~1月1日より三日間~で氏子崇敬者が授与に来る縁起物を拝殿に並べて、大太鼓と清鈴で祓い清めて、大神等の分御霊を戴くために祝詞を奏上、さらに神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、剣金弊によって分御霊を授かりました。
尚、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。(授与は15日まで)
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
空に厚い雲がかかり、今にも雨が落ちそうな年の暮れの12月22日(日)に大楠注連縄掛神事が執り行われました。
尾鷲神社の御神木等の注連縄は、神社総代の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを6月下旬と年末の年2回、張り替えるのが例しとなっております。
午前8時30分、武田総代会長、他、氏子総代が約50名程が集まり、大楠の前に祭壇を組んで、まずは神事を行いました。
新年を迎えるにあたり、神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えました。
続いて手分けをして注連縄に紙垂を付けていき、霊験あらたかな大楠のコブにも注連縄、紙垂を整えました。
そして、年末のこの神事は、正月を迎えるための提灯や歴代の干支大絵馬も境内に飾り付けます。
新しい注連縄を纏った大楠!や提灯などで飾られた境内!平和の夫婦楠と、新しい年も良き年として迎えて、来年も氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!
皆様にとっても令和2年が素晴らしい年となりますように!