尾鷲神社では、3月8日をお宮の日と称して人形供養祭並びに結納品おおさめ祭を奉仕しております。
これは、教化活動の一環として、平成10年から地域社会への貢献を目指して、人形や結納品をおさめる祭りを始め、現在では年間行事のひとつとして取り組んでおります。
三重県内でも祭りとして執り行っている神社はほとんどない(寺院はありますが)ため、近年では市外・県外からも人形供養に来られる方も多くなりました。
来られた方々の話を聞くと、長年愛着を持って大切にしてきた人形には、その思いやたましいが宿っているような気がするので、はやり神社でお祓いし供養しておさめたいとの事です。
今朝8時から受付開始!お宮の日に持ち込む人形などはガラスケースなどのままでおさめて良いことになっているため、神社総代の皆様には早朝から集合していただき、人形とケースなど区分けして並べてもらうように奉仕をお願いしました。
午前11時に祭典を執行!区分けしてもらった人形、ぬいぐるみ他合わせて200~300体程が集まり、清祓い(性根抜き)をして供養を執り行いました。
ちなみに、この人形供養祭並びに結納品お納め祭は、全国でも祭典として行っている神社は数少ないようです。
尾鷲神社のお宮の日で皆様のお人形を宜しければおおさめ下さい!
尾鷲神社では、今年も2月24日(土)から尾鷲おひなさままつりの会場のひとつとして、拝殿に男雛・女雛、参集殿に7段飾りの京雛を始め、たくさんのおひなさまを飾り、来られた人々と子ども達の成長をお祝い🎁出来るようにしております!
しかし、3月3日(日)の桃の節句祭は準備が整わず、昔の午後7時からではなく、コロナ禍で行っていた午前10時から子どもの健やかなる成長・育成を願って執り行いました。
今年は日曜日でもあり、2家族、4人の子ども達が(大人を入れると6名)が参列してくれました。
祭典後には、参列者の皆様に大神等よりひなあられのプレゼントがありました。
来年は、いつものように午後7時から執り行えるように準備したいと考えております。
3月15日(金)までおひなさまを展示しておりますので、皆様もまた尾鷲おひなさままつり・尾鷲神社会場に是非お足をお運び下さい!
早咲き桜も葉桜となり春が待ち遠しく感じる3月1日(月)、午前9時より恒例の月旦祭を執り行いました。
天候にも恵まれ11名の氏子崇敬者が参列する中、今回は元日に能登地方を襲った震災から2ヶ月も経つのに未だ水道が復旧されてないや仮設住宅の数が全く足りていないなどの報道を聞き、より早い復興支援を祈願しました。
修祓→宮司一拝→献饌と進めて宮司の祝詞奏上と進み、次に3尺の神德(しんとく)太鼓で太鼓大祓を奉仕し、氏子崇敬者󠄀と共に大神等の神威を仰ぎ、皆で玉串を捧げて祭典をおさめました。
これからも世の中が恒久平和を迎えるように!月旦祭・月次祭に執り行っていこうと思っております。
皆様のご参列、心からお待ちしております!
国民の祝日である2月23日は、畏くも今上の天皇陛下のお出ましになられた日(誕生日)であります。
この国の歴史や成り立ちからもわかるように、日本における天皇陛下の存在は、とても大切、そして国風の要です。
今年は久し振りに予約なしの一般参賀が執り行われました。「能登地方の人々への御見舞と日本を始め世界の安寧」を祈るお言葉と胸にしみるお言葉を拝聴し、我ら神職も改めて今上陛下に感謝するとともに御皇室の弥栄を祈念し、天長祭を執行致しました。
日本人として我が国の歴史、伝統をしっかり学び理解し、そして伝えていくこと!
これこそ神社の存在価値であり、又、祭りの意義(祭祀の厳修)することです。
午前零時の御扉開き式より約10時間後、梼務町の役人と神社総代等が集まり、由緒祭を執行しました!
これは、遡ること360~70年前、尾鷲神社例大祭が現在のヤーヤ祭りの形として確立したいわれと歴史をご報告してお祝いし、無事執り行えるよう祈願する祭りです。
ヤーヤ祭りは、正月を祝う祭りで古くは正月1日~8日の8日間賑わう祭りです。もともと鎌倉時代から執り行われていた神事(大弓の儀や御獅子の出御など)に、大神等の御神力を戴いて大勝利した戦国時代の合戦を後世まで称え伝える祭事(練りや大名行列など)が江戸時代の初期に合わさり確立したといわれています。
明治時代に太陽暦が用いられて2月1日からとなり、又、戦後の改革により5日制になった現在でも、昔と変わることなく神事・祭事が執り行われており、全国でも貴重で珍しい祭りで「天下の奇祭」と呼ばれています。
祭事では、ヤーヤの練りや薙刀振り、神事では大弓の儀や御獅子の出御が見物といわれておりますので、ご参拝をお持ちしております。
いよいよヤーヤ祭り(尾鷲神社例大祭)の始まりです!
4年振りに通常通りに執り行われるヤーヤ祭り!
今年の梼務町は、1番梼~矢浜町、2番梼~北町です。
この梼務町を中心として今日から5日間、氏子町全員でヤーヤ祭りを盛り上げていきます!!
特に梼務町を務めている矢浜町・北町は大切な神事・祭事の主役を担いますので、かなりプレッシャーもかかりますが、大神等の御神威を戴きながら楽しんで大役を務めてもらえたらと思います。
長期予報では、やや天候が気になりますが、コロナ禍を経て4年振りのヤーヤですので、より一層賑わうことを期待しています!
㊟5日間の詳細日程は、尾鷲神社より画像やPDFでお知らせの令和6年ヤーヤ祭り(尾鷲神社例祭)の日程のお知らせをご覧下さい!
日も昇らずまだ薄暗い1月15日の早朝、今年も無事に新しい年を迎えられたことを感謝申し上げる新年恒例行事となるどんど焼き神事が行われました。
縁起物の祖神(おやがみ)と称えられる尾鷲神社の特大熊手を真ん中に立て、正月飾りや昨年1年お守り下さった神札、御守を焼く焚上場の前で午前7時に祭典を執行!
その後、神社総代の皆さんの奉仕で氏子崇敬者が持ち寄った古神札や御守りを始め今年の正月注連縄などをビニール、だいだいなど不燃物と分別し、焚上場に運び(といっても火力が強いので投げ込みますが・・・)、焚き上げ行事を11時まで行いました。
又、今年も、お供えした餅と寒紅梅酒造㈱からご奉納戴いた酒粕を使用し、恒例となっている餅の焼き餅とふるまい甘酒のおもてなしも行いました。
「どんどの火」に当たると一年間、無病息災で良い年になる!」と古くから言い伝えられていることと、その火で焼いた餅も食べると風邪をひかないとも言われているため、平日にもかかわらず火に当たりながら焼き餅、甘酒をいただく参拝者が大勢いる程の盛況でした!
皆さん!どんどの火に当たり、今年1年無病息災でありますようご祈念申し上げます。