新しい御代、令和を迎えて初めてとなる5月3日(金)の憲法記念日、午前10時に憲法祈念祭を執行しました。
現在の日本国憲法が施行されてから、70数年の年月が過ぎ、世界の情勢も様々に変化しています。
我が国は、昭和27年のサンフランシスコ講和条約(平和条約)で日本は独立国として主権を回復しました。が、当然の権利である憲法改正を行ったことがありません。
同じ国民として何か有事(天災やテロ)の時に真っ先に先頭で取り組んで下さる自衛隊の存在を違法扱いしたままであることに胸が痛んで止みません。
又、昨今のアジア諸外国との関係を踏まえてもなおさらです。
世界の恒久平和のためにも、ひとり一人真剣に考えなければいけない問題です。
昨日、御譲位安泰祈願祭をご奉仕し、厳かに一夜明けた新しい時代、令和を迎えた5月1日(水)午前10時から即位改元奉告祭並びに5月月旦祭を執り行いました。
この令和の御代になって初めての祭典に約20名近くの氏子崇敬者が参列し、新しい天皇陛下即位の弥栄と年号が平成から令和と改められて、この新しい令和時代も平和で繁栄するようにを大神等に祈念しました。
又、神社本庁より即位改元奉告祭を中祭式に準じるようにと通達がありましたので、今回は特別に本殿御扉も開いて祭典を行いました。
大神等の霊験あらたかな神德太鼓の清ら音色と共に、これからの時代がますます栄えていきますよう心よりお祈り申し上げます。
令和の御代を厳かに迎えた早朝5時半頃から尾鷲ロータリークラブの皆様による神社清掃の奉仕活動がありました。
若干、雨が残る中でしたが、ご自分のご都合が許す限りたくさんの会員の皆様が竹ぼうきなどを使って境内の至るところをキレイにして下さいました。
最後に皆で神社を参拝し、この新しい時代「令和」が素晴らしい時代になるようにお祈りをしていました。
この姿に神社職員一同、令和の御代もしっかり神明奉仕に務めていかねばと改めて感じた次第です。
平成の御代をなごり惜しむかの如く、早朝より雨が降り落ちた4月30日、午前10時より天皇陛下御譲位御安泰祈願祭を執り行いました。
平成28年の今上陛下からの詔を重んじ、御譲位を行って現皇太子様に新しく天皇陛下に御即位戴くこととなりました。
そして、今日がいよいよ御譲位の日(一般には退位の日)ですので、何事もなく厳かに御譲位いただけますようにと、ご祈願させていただきました。
昭和の時代を継承し、日本の象徴として、又、国民の大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった平成の御代に感謝申し上げる次第です。
世界中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであります。
皇位継承された新天皇陛下のもと、お導きを戴きながら国民一人ひとり、世界の恒久平和に務めて行かねばと思っております。
境内の木々の新緑が一段と美しく色づいた4月29日、午前10時より昭和祭を執り行いました。
この日は、昭和天皇のお誕生日です。
全世界の中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであり、特に世情厳しくなった昭和の時代に、正に日本の象徴として、又、大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった大功績を称えました。
今上陛下のお気持ちから御譲位まで、いよいよあと1日となりました。
今まで伝統を重んじ、滞り無く御譲位が行われるように!と願っております。
今年は日本列島で春冬混ざり合う珍しい気候の中、いよいよ平成から令和へと御代が替わる大型連休(ゴールデンウィーク)が始まりました。
尾鷲神社では、通常の祭典にあわせ、御譲位祭や即位奉祝祭などを連休中を執行致します!
又、今年も子ども縁日(へのへのもへ座主催)を5月3日に開催致します!
今年もたくさんのご家族の皆様のご来社を心からお待ちしております。
(上記、祭典と子ども縁日の詳細は、尾鷲神社から画像やPDFでお知らせをご参照下さい)
そして、この新しい時代、「令和」をご祝福申し上げ、5月1日~12日の期間、限定の特別朱印をお受けいただけます。但し、授与所が開いている午前9時から午後4時までとなりますのでご了承下さい!
毎日20℃を超え、汗ばむような毎日が続く春真っ盛りの4月24日(水)、一般社団法人 三重県建設業協会尾鷲支部様を始め建設業労働災害防止協会 三重県支部尾鷲分会様、又、三重県火薬類保安協会尾鷲支部様合同の年度安全祈願祭が執り行われました。
この組織は、この東紀州で土木建設業などに関係する業社により形成されていて、この時期の総会にあわせご祈願奉仕しております。
今年も建設業協会尾鷲支部様を始め各協会の皆様ご参列の中、修祓 → 神德太鼓による太鼓大祓 → 安全祈願祝詞 → 神社伝承の剣金幣祓と執り進め、支部長 平野様他、ご参列の皆様の玉串拝礼を行いました。
最後に、神宝・獅子頭の御縁起よりオシシ祓いをお受けいただき、挨拶で東紀州地域の活性を皆で祈念し安全祈願祭をおさめました。
大神等の御神徳を戴きまして、関係業社様の弥栄を心よりお祈り申し上げます。
しだれ桜とともに、八重(古代)桜が開き始めたの4月16日に、恒例の尾鷲招魂祭が執行されました!
尾鷲市は昭和29年に旧尾鷲町、須賀利町、九鬼村、北輪内村、南輪内村が合併して誕生しました。
その際、尾鷲市は各地域の西南の役、日清、日露、そして、先の大東亜戦争で家族のため、国のために二つと無き尊い命を捧げて下さった戦没者、御英霊の御霊を合祀し作成された戦没者芳名簿を作成し、尾鷲神社におさめ、毎年、尾鷲神社と協力して尾鷲市招魂祭を行ってきました。
残念ながら、国内外の諸事情から戦後50年頃に尾鷲市は、招魂祭を取り止めて尾鷲市戦没者追悼式を開催することが決定し、戦没者芳名簿を神社に残されたままとなったのを偲び、招魂社奉賛会が結成され、奉献された平和の碑にあわせ、招魂祭を建立し、その御社内に尾鷲市戦没者芳名簿をおさめ鎮めております。
つまり、この招魂社には、尾鷲市全体の1447柱の御英霊が祀られております。
現在も御霊をお預かりしている以上お祭りを絶やすことはならないと、尾鷲市遺族会の連合会長・真井紀夫氏と相談しながら、ご遺族の皆様を始め、市長他、御招待者に招魂祭のご案内をしております。
今年も約50名のご遺族、御招待者の皆様にご参列いただき、午前10時、太鼓の音を合図に祭典が始まりました。
祝詞で現在の日本の繁栄と平和があるのは、御英霊の皆様の何事にも代えることができない御功績のおかげであること!そして、靖国、護国の神となられていつもお守り下さるが故であると感謝申し上げました。
そして、御英霊の御霊慰めと参列者一同で心からの黙祷を捧げた後、玉串、キクの順にそれぞれ拝礼と献花を行い、最後に「ふるさと」を歌い祭典をとりおさめました。
式後に宮司、加藤市長、真井連合会長よりご挨拶があり、それぞれ御英霊の御功績を讃えるとともに世界の恒久平和を願うことを参列者と共感し、その思いを込めて、三鬼議長の発声のもと直会(御神酒)を行いました。
この戦没者の慰霊顕彰は、宗教などの枠にとらえられず、人間の真心、精神として執り行っていかねばならない事だと、改めて実感した祭典でした。
4月の爽やかな春風がそよぐ15日の午前9時に月次祭を執り行いました。
新しい元号も「令和」と発表があり、月旦祭、月次祭としては最後となりましたが、いつものように現在、新聞なども騒がしている大臣などの失言で政治が乱れないようにと祈願しました。
今回は参列された氏子崇敬者は5名でした。
来月からはいよいよ令和時代を迎えます!たくさんのご参列を心からお待ちしております!
春を迎えたかと思う程まで気温が上がったかと思えば、早朝より厳しい冬のような寒さとなった4月1日、午前9時より月旦祭を執り行いました。
三重県では、この4月7日に投票日を迎える統一地方選挙のひとつである三重県知事選挙並びに三重県議会議員選挙が行われています。
そこで、大神等の導き見守りを戴き、公明正大な選挙の中、国風を重んじる知事、議員が選ばれるように、8名の氏子崇敬者と共に祈願しました。
よく「自分のたかが一票では何も(政治)変わらない!」と耳にします。
しかし、何も(投票)しなければ何も起こるはずがないのも事実です。
是非、投票には出向いていただき、ご自分の主張をこれからの未来選択に参加して下さい。国民一人ひとりが持つ権利ですので・・・
今日、新しい元号が「令和(れいわ)」と決まりました。この新しい時代が大神等の更なる御神徳を賜り、素晴らしい時代になります事を心からお祈り申し上げます。