12月とは思えない程の暖かな12月10日(日)、年末の〆打ちが執り行われました。
尾鷲神社では、古き昔から伝統として神社の各所を守る注連縄は、神社総代会と氏子有志の清きご奉仕によって奉製して下さっております。
この日は、新しい年を迎えるにあたり、大楠(夫婦楠)と祖楠(おやくす~本殿裏の楠)などに取り付ける大きな注連縄を作りました。
早朝8時頃から神社総代が集まり出し、わらや機材を準備し、仲総代会長以下総勢25名程が参列する中、8時15分に〆打ち清祓い神事を行いました。
神事終了後、作業を開始!神社総代の皆さんは、約18メートルもある大楠(夫婦楠)用を始め、10メートルの祖楠用などの注連縄をすぐって叩いたわらで専用の機械を用いてない、綺麗に仕上げて奉製して下さいました。
これから令和6年を迎えるまでの日々、神社総代をはじめ、崇敬企業、氏子の皆様の明き清き真心で、尾鷲神社の新年の準備が進んでいきます。
今年もあと一ヶ月となった12月1日午前10時、来年も良き年になることを願い、縁起物御霊入れ清祓祭を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)で氏子崇敬者が授与する縁起物を拝殿に並べて、まずは大神等に祈願する祝詞を奏上!引き続き鎮めの大太鼓と清鈴で祓い清めて、神刀・草薙の剣の神威いただく剣金弊によって大神等の分御霊を授かりました。
最後に神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、御獅子祓いを行い御霊入れ祭をおさめました。
又、氏子崇敬者の皆様に好評ですので、今年も引き続き幸先詣として12月10日から授与を開始致します。(ただし、12月31日は授与不可ですのでご了承下さい)
授与終了は来年のどんど焼き(1月15日)まで!
なお、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
月が変わり、急に冬の寒さになった12月1日(金)、午前9時より月旦祭が執り行われました。
今日は今年最後の氏子崇敬者󠄀の皆様と一緒に祈願する月旦祭となります。
毎年、この最後の月旦祭では、残り一ヶ月なった今年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清めていただき、新しい年を清々しい身体で迎えられるように!今年は特に原始日本より国民とつながっている神道と新興宗教との道(教え)の違いを諭し、惟神(かんながら)の道へと誘い下さいますように祈願しました。
正月に授与していただく縁起物を飾る中、先ずは修祓により下祓いし、祈願祝詞の奏上。
そして、神德太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪穢れをお祓いしました。
最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月旦祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様と世界の恒久平和、そして御皇室の弥栄と尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
来年も皆様のご参列を心よりお待ち申し上げます!
迎え来る令和5年が良き年になります様にと!4年振りに尾鷲市神宮大麻頒布始式が取り行われました。
午後2時に尾鷲市内神社の各総代会長と尾鷲神社の総代、合わせ約35名程集合し、まずは神前で神宮大麻頒布祭を執行!
先に伊勢神宮より受け取った来年用の神宮大麻を、神德太鼓を叩きながらお祓をし、祝詞を奏上。
最後に参列者の玉串拝礼を行って、神事を終了!
引き続き、皆、参集殿に移り神宮大麻頒布始式を開催しました。
最初に正面の国旗を通し、神宮遙拝して国歌斉唱!更に敬神生活の綱領を皆で復唱し式が始まりました。
次に各市内神社のお受けになる神宮大麻を確認していただき、頒布要領の説明を行って式をおさめました。
尾鷲市では、年末年始にかけて、神職と総代が協力して、この神宮大麻と氏神神社の神符と合わせて、各氏子へ授与していただこうと各地をまわります。
是非、お受け下さいます様お願い致します。
なお、尾鷲神社にも神宮大麻はございますので、お受け忘れのないように新しい年をお迎え下さい。
早朝から陽射しがさし、心地よい秋風が薰る11月23日、(木)午前10時より新嘗(にいなめ)祭を執行しました。
日本の国がら(国体)は、天照大神の三大神勅(さんだいしんちょく)のひとつ「斎庭稲穂(ゆにはいなほ)」より授かった稲作文化のおかげで形成されて神代より代々と引き継がれてきております。
そのため、神社の祭りの中でも今年の実りを祈る祈年(きねん)祭、鎮座神の大神威崇め祝う例祭(れいさい)、そして、今回の新嘗(にいなめ)祭を神社三大式と称し、必ず本殿扉を開けて奉仕する大切な祭りと位置付けられています。
新嘗祭は、祈年祭に対し、今年の穀物・作物などの豊作(五穀豊穣~ごこくほうじょう)と氏子地域をはじめ、日本の安寧・発展を感謝する祭りです。
今年ははし佐商店様から鮮魚(鯛)のご奉納、伊藤夫妻からの初穂のご奉納があり、神前にお供えし大神等にお喜び戴きました。
ここ2~3年コロナ禍であり、集まることができませんでしたが、今年は古き伝統のままに高校生の舞姫による「浦安の舞」の奉仕する中、神社総代10名、氏子崇敬者3名、あわせ13名の参列者とともに今年の様々な実りに感謝申し上げました。
これからもたくさんのご参列をお持ちしております!
朝夕の寒暖が厳しくなってきた11月15日(水)午前9時より月次祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭では世界の平和を念頭において、通常、大神等の御神力を賜わり、参列した氏子崇敬者の皆様と共に世情の様々な事柄に対し祈念しております。
しかし、11月15の月次祭では、世界の子ども達の成長を祈念する七五三祭として執り行っています。
約8名の氏子崇敬者が参列する中、尾鷲の子ども達をはじめ、全国の子ども達の健やかなる育成を祈願しました。
今年は水曜日と平日ではありましたが、祭典後に七五三参りの個人祈祷も行いました。
これからの日本を背負って立つ子ども達の成長を心からお祈り申し上げます。
朝から爽やかに晴れわたり、青空に大漁旗も気持ちよく翻る11月3日(金)午前10時より明治祭を執行しました。
一般に「文化の日」と呼ばれる祝日ですが、ご存知の通り、この日は明治天皇がお生まれになった日(明治節)です。
鎖国していた日本が明治天皇の示された五箇条のご誓文、教育勅語などの詔(みことのり)により国体(国風)定めて、世界の強国に追いつこうと日本を近代化へと図り進めた結果、今の日本の繁栄と平和につながっております。
今回も日本の近代化の礎にお力を注いで下さった明治天皇の御功績を称えて感謝申し上げ、人のことはかまわず自分勝手な個人主義や社会のルールを守らないなど心の病(精神)にとりつかれる人々が見られるため、再び日本の良き国風に正しお導きいただくように祈願しました。
これからも御皇室の弥栄と萬世一系の継承が途切れる事無く続き、そして、世界の恒久平和が訪れますように心からお祈り申し上げます。
ようやく秋らしい気候となり、清々しい朝日が輝いた11月1日(水)午前9時より月旦祭を執り行いました。
月々の月旦祭・月次祭は世界の平和を念頭において、通常、大神等の御神力を賜わり、氏子崇敬者の皆様と共に祈念しております。
約9名の氏子崇敬者が参列する中、現在の社会のルールを守らず、自分たちが良ければ良いという個人主義を主張する人々が多くなってきている世情を、以前のような他人も思いやるお陰様の精神に立ち戻して下さるように祈願しました。
日本を始め、世界各国に争いがなくなり、恒久平和が訪れますよう心󠄀より祈念します。
次回のご参列をお待ちしております。
尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を17年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、4年前からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらっております。
今年も引き続き尾鷲高校美術部・書道部の子ども達に干支絵馬のデザインを考えていただきました。
そして、今日(10/6)、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(辰~たつ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に子ども達は「この神々しく竜が舞い踊るような絵馬で来年は元気で良い年になってもらえたら」や「今年は絵が中心にので寄っていたので、皆で相談して福雲如(ふく ものごとし)の縁起良い3文字をいれてみた。」など様々な感想が聞かれました。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬!
この絵馬が来年、神社を飾る干支大絵馬に!そして、初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になります。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬13枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。