朝から秋風が心地よく薰る11月23日、午前10時より新嘗(にいなめ)祭を執行しました。
日本の国がら(国体)は、天照大神の三大神勅(さんだいしんちょく)のひとつ「斎庭稲穂(ゆにはいなほ)」より授かった稲作文化のおかげで形成されたといわれています。
そのため、神社の祭りの中でも今年の実りを祈る祈年(きねん)祭、鎮座神の大神威崇め祝う例祭(れいさい)、そして、今回の新嘗(にいなめ)祭を神社三大式と称し、必ず本殿扉を開けて奉仕する大切な祭りと位置付けられています。
新嘗祭は、祈年祭に対し、今年の穀物・作物などの豊作(五穀豊穣~ごこくほうじょう)と氏子地域をはじめ、日本の安寧・発展を感謝する祭りです。
今年は氏子崇敬者の伊藤ご夫妻や河口氏より新米、沖中氏より御神酒、はし佐商店から鮮魚(鯛)のご奉納があり、神前にお供えし大神等にお喜び戴きました。
「浦安の舞」も舞姫2名で奉仕し、神社総代16名、氏子崇敬者6名、あわせ22名の参列者とともに今年の様々な実りに感謝申し上げました。
これからもたくさんのご参列をお持ちしております!
尾鷲の文化伝承や地域活性の一端として尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に作成を依頼してから、毎年の恒例となっている新年干支大絵馬!
今回も今年から顧問をして下さっている中島先生のところへ、見本絵馬と大絵馬板をお届けしました。
これで11年目、大絵馬も11枚となります。若い子ども達の大力作ですので、来年も1月いっぱい(来年の干支の戌大絵馬はヤーヤ祭りがすむ)まで境内で披露したいと思っております。
たくさんの方々の初詣!お待ちしております。
日々、1日ごとに早朝の冷え込みは厳しくなってきましたが、祭典の始まる頃には、秋の爽やかな風が心地よく感じる11月15日、月次祭~七五三祭を執行しました。
今回も4名の氏子崇敬者がご参列下さり、いつものように
修祓 → 宮司一拝 → 献饌 → 祝詞奏上(尾鷲をはじめ、日本の七五三を
迎える全ての子ども達の安全成長を祈願)まで進めたところで
境内から大きな声がかかり、目の前に大きなマグロが1尾!
尾鷲物産㈱様から獲れたての新鮮なマグロが奉納されました。
早速、神前にお供えし大神等にご報告すると共に七五三祭に華をそえさせていただきました。
祭典最後の惟神太鼓による太鼓大祓の音色も尾鷲物産㈱様の高きお志のおかげでひときわ天高く響きわたり、日本中の子ども達に大神等の御稜威を頂戴できた祭りとなりました。
皆様も是非、祭典にご参列下さい。
11月12日(日)、空気の澄んだ清々しい秋晴れの中、たくさんの七五三参りの子ども達で賑わいました。
尾鷲神社では一年中ご祈祷を受け付けていますが、11月に入ってから、毎日、(特に週末)七五三の祈祷のご予約をいただき奉仕しております。
最近、過疎化による人口減少もあり、10年前と比べると祈祷件数も半分程になっています。
しかし、来ていただいた子ども達には、皆、元気な姿で大神等にご挨拶をしてもらい、尾鷲ならではの大太鼓や成長太鼓を自分の年の数だけ叩いて、大神等の更なる御神徳を戴いてもらってます。
家族と一緒にお下がりの千歳飴やぬり絵と風船を持って、記念写真でポーズをとる子ども達!
これからも健やかに神木・大楠(夫婦楠)の如く、大きくご成長下さいますように心よりお祈り申し上げます。
七五三のご参拝!!お待ちしております!
時遅き台風21号と22号もどうにか過ぎ去り、秋色を深める大空に神木・大楠が清々しく聳える11月1日に月旦祭を執行しました。
今回は、このダブル台風で被災された地域のいち早い復興を願うとともに、日本をはじめ諸外国の将来の弥栄を大神等の大神威を授かりお導き戴こうと、参列に訪れた氏子崇敬者8名と一緒に祈願しました。
又、今日は氏子崇敬者の德榮丸、沖中様より初ワラサ2尾の奉納があり、早速、神前に供えて大神等にお喜び戴きました。
今年も残すところ約2ヶ月となりましたが、まだまだ祭典奉仕はありますので、皆様のますますのご参列をお待ちしております。