山並みに秋模様が見え始めた9月27日(日)に伊勢大神楽講社・紀州支部山城修社中の皆様から「獅子頭」の奉納がありました。
山城修氏は、子どもの頃から地元の尾鷲の町中で神楽を舞っていて、現在は山城修社中を構え、伊勢神宮や三重県或いは奈良県に出向き、神楽祓いの奉仕を長年勤めて来たそうです。
そして、新しい令和の代をお祝いし御大典奉祝も兼ねて、その高きお志から祈祷などで御獅子祓いを行っている氏神神社の尾鷲神社に「獅子頭」を奉納したいとお申し出をいただきました。
今日も奈良県の方へ出向くところ、朝8時30分に神前で「獅子頭」奉納式を行い、御霊入れと同時に山城修社中の皆様のご清栄を祈念しました。
山城様の思いも踏まえ、奉納下さった獅子頭を大獅子、今までものを小獅子を称して毎年の新春太鼓大祓式(1月1日~午前11時から)などで氏子崇敬者の祓神事で使わせていただく所存です。
秋の深まりを感じる10月22日、上皇陛下のお志で御譲位により第126代目に即かれた天皇陛下による日本国体を称する萬世一系を代々に受け継ぐ日本古来の文化伝承である即位礼が厳かに行われました。
これは天皇陛下が国内外に即位を宣言される儀式であり、尾鷲神社ではこの事をお祝い申し上げるべく即位礼奉祝祭を執り行いました。
お祝いに駆け付けた氏子崇敬者約20名と共に
太鼓大祓→祝詞奏上→浦安舞→玉串拝礼と進めお祝い致しました。
終了後に参列された氏子崇敬者の方々が、芳名簿へお祝いのご記帳を行い、ささやかな記念品を差し上げて祭典をおさめました。
なお、この即位礼から大嘗祭までの期間、令和元年10月22日~11月15日を御大典奉祝と称して、毎日、午前10時から午後3時までお祝いの記帳を受け付けております。(ただし、社務事情により休日がありますのでご了承下さい~お電話等でご確認いただければ幸いです~)
なお、御大典奉祝の事業の詳細は、尾鷲神社HPの画像やPDFでお知らせ~重要!御大典奉祝事業のお知らせ~をご参照下さい。
たくさんの方のお祝い参拝並びに記帳を心からお待ちしております。
平和祈念祭の翌日の10月15日(火)、午前9時より月次祭を執行しました。
今回は祭典に参列下さった氏子崇敬者4名の皆様と、台風19号の災害が更に深刻化した事に対し、改めて昨日に引き続き、いち早い災害復興を太鼓大祓にのせて祈願致しました。
お亡くなりになった方々に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様に心からの御見舞を申し上げます。
10月14日、勢力が強大であった台風19号が過ぎ去り、秋模様も深まりを感じる中、平和祈念祭を執行しました。
この祭典はもともと昭和39年に東京オリンピック開催された事からできた祝日の10月10日に行っていましたが、現在では、カレンダー上の体育の日と定めて奉仕しております。
尾鷲神社では、平和の祭典と言われるオリンピックの精神を鑑み、戦争などがなくなり、世界平和が一日でも早く訪れるように祈願しております。
又、今回は、先に述べた台風19号の災害が日々、深刻化していたため、大神等の御稜威を頂戴して、いち早く普通の生活が送れるように併せて祈願致しました。
お亡くなりになった方々に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様に心からの御見舞を申し上げます。
ようやく秋も深まり始めた10月1日(火)の早朝午前9時より月旦祭を執り行いました。
最近のニュースを見ると、どうも世界中で自分達が良ければ良いという利己的な風潮が感じられたので、神話や古事に伝わる日本で培われてきた倫理道徳の教えを復活していただくように祈願しました。
今回も、11名の熱心な氏子崇敬者が参列する中、太鼓大祓と共に祭典を奉仕し、最後には一人ひとり神前に玉串を奉り、大神等との契りである天律天則(てんりつてんそく)を忘れずに世界平和を祈り、拝礼しました。
これからも神職一同、神明奉仕に務めていく所存です。たくさんの皆様のご参拝を心からお持ちしております!