早朝から心地よく春を通り越して夏のような陽気に木々の新緑が一段と美しく色づいた4月29日、午前10時より昭和祭を執り行いました。
この日は、昭和天皇のお誕生日です。
世界での中でも萬世一系を守り続けているのは日本だけであり、特に世情厳しくなった昭和の時代に、正に日本の象徴として、又、大きな柱として様々な行事・業務にお尽くし下さった大功績を称えました。
今上陛下のお気持ちを尊重し御譲位まであと1年となりました。
現在、皇室典範改正や2重権力にならないよう今の天長節(12月23日)を平日に戻すなど様々な意見があるようようですが、どうか言葉遊びのようなことにならないように今まで伝統を重んじ、そして、陛下のお気持ちにそうように御譲位が行われるように!そして、世界に類を見ないこの萬世一系をお守りしなければと切に願っております。
平成16年に世界遺産に指定された熊野古道! 昔より「伊勢に7度、熊野に3度 どちらかけても片参り」と俗謡に言われているように、古くから伊勢参り・熊野詣の旅人たちに親しまれてきました。
尾鷲は、その熊野古道・伊勢路で、熊野と伊勢のちょうど真ん中にあたります。
昔から此の参詣道を通り、熊野、伊勢に訪れる人が旅時安全を祈願しお参りしたのが、尾鷲神社だと言われており、熊野と伊勢の神々をつなぐ神「熊野古道・伊勢路のへそ」と尾鷲神社のことを称してきたそうです。
皇學館中学校様では、その地域の歴史や文化に触れて、日本の伝統文化の伝承継続などに対する知識を深めることを目的に熊野古道・馬越峠越えの体験学習を実施されているそうです。
そして、昔からの伝統伝承の体験から、無事峠越えを行えたことの御礼として、尾鷲神社で正式参拝を執り行いました。
総勢110名程の子ども達が熱心に太鼓や鈴のお祓いを受けて、大神等にお参りする姿には、古き良き日本の風情を感じられました。
明日からゴールデンウィークを迎えます!「心、地域のよりどころ」である神社に子ども達をはじめ、大勢の皆様のご参列をお待ちしております。
しだれ桜が咲き乱れ、八重(古代)桜が満開の4月16日に、恒例の尾鷲招魂祭が執行されました!
尾鷲神社では、西南の役、日清、日露、そして、先の大東亜戦争で家族のため、国のために二つと無き尊い命を捧げて下さった戦没者、御英霊の御霊を合祀し、境内社として御鎮座されています。
昭和29年に旧尾鷲町、須賀利町、九鬼村、北輪内村、南輪内村が合併し、尾鷲市が誕生したことから、尾鷲市の戦没者として各地域の戦没者まとめて合祀した戦没者芳名簿が作られました。
この招魂社には、この尾鷲市戦没者芳名簿を鎮めて、尾鷲市全体の1447柱の御英霊が祀られております。
毎年、尾鷲市遺族会の連合会長をお務めいただいている真井紀夫氏と相談し、ご遺族の皆様を始め、市長他、御招待者にご案内しております。
今年も約55名のご遺族、御招待者の皆様にご参列いただき、午前10時、太鼓の音を合図に祭典が始まりました。
修祓(お祓い)、一拝、献饌と粛々と進み、宮司が祝詞で現在の日本の繁栄と平和があるのは、御英霊の皆様の何事にも代えることができない御功績のおかげであること!そして、靖国、護国の神となられていつもお守り下さるが故であると感謝申し上げました。
そして、御英霊の御霊慰めと参列者一同で心からの黙祷を捧げた後、玉串、キクの順にそれぞれ拝礼と献花を行いました。
最後に「ふるさと」を歌い祭典をとりおさめました。
式後に宮司、市長(代読)、真井連合会長より、それぞれ挨拶がありました。 皆、共通して御英霊の御功績を讃えるとともに世界の恒久平和を願うこと!特に遺族会の真井連合会長から孫の世代になる尾鷲市新世代の会の会長、副会長のご紹介もあり、この招魂祭を風化させず次の世代に語り継いていく事が大切と話していました。
この戦没者の慰霊顕彰は、宗教などの枠にとらえられず、人間の真心、精神として執り行っていかねばならない事だと、改めて実感した祭典でした。
昔から神社は、皆様の心のよりどころを担う公の場としての一面があります。
尾鷲神社でも町おこし・地域活性の観点から、今まで「まちの駅コミュニティー活動」を始め、高校生による新年干支大絵馬の作成などと様々な催しを企画したり協力をしてきました。
その催しの一環として、この度、Mt.富士PIZZA様のキッチンカーによる移動店舗が尾鷲神社に出店することになりました。
Mt.富士PIZZA様は、PIZZAという商品を通し、家族の団欒や市民の皆様が和気藹々に楽しんでいただく時間、その時間を地域の中に届けたいというお志から、この移動販売を展開しているそうです。
期間は4月23日~4月29日の7日間!営業時間は午前11時から午後19時(ただし14時から16時はお昼休憩)
土曜日、日曜日のみ宅配サービスあり!(可能な地域が決まってますので宅配できるか?は、注文持に要確認のこと)
よりたくさんの皆様のご来社を心よりお待ちしております!