尾鷲神社では、地域の活性と氏子達のご多幸を祈念して干支大絵馬を作成し、新年、境内に飾っております。
その作成を13年前より、氏神神社の文化伝統の伝承・継承と町おこし、更に青少年育成活動のひとつとして、尾鷲高校美術部と書道部に協力を願って、恒例行事として神社側が選んだ干支絵馬のデザインを大きな絵馬板に写し描いてきました。
そして、その行事も干支をひと回りしたこともあり、今年からは子ども達の更なる啓発活動として取り組もうと、デザインから生徒達に作成してもらう事となりました。
つまり、尾鷲高校美術部・書道部の子ども達が考えた干支絵馬のデザインが来年、神社を飾る干支大絵馬に、並んで初詣などで訪れる参拝者の授与する干支絵馬になるという事です。
正に尾鷲のならではで、ここにしかない!オリジナル干支絵馬となるわけです。
今日(8/29)は、その干支絵馬デザイン発表会を神社で行いました。
報道関係社の集まる中、生徒達より来年の干支絵馬(子~ねずみ)のデザイン画が発表され、記者達の質問に「尾鷲らしさを出すため、背景にツバキを書いたり、ねずみたちの法被には御神紋を描いたりした。」とか「主に行書体を参考にしたが、尾鷲ならではと躍動感溢れるものをと自分達なりにアレンジした字を書いた。」など様々な感想が聞かれました。
最後にデザイン画を囲んで写真を撮り、発表会をおさめました。
この干支大絵馬と今まで作成してきた大絵馬12枚が、新年、神社境内を彩ってくれるのが今から待ち遠しい限りです。
2日ほど前から西日本全体が暴風圏に入る大型の台風10号の影響を受け、尾鷲も朝から暴風雨が降る8月15日(木)午前9時、8月月次祭を執り行ないました。
今日の天候では参拝者はいないと思っていましたところ、氏子の方が2名ご参列下さりました。
そのお気持ちに感謝しながら、大神等にまずは台風10号によりこの尾鷲を始め、日本全国を大難なく御守り下さるように祈願しました。
そして、8月15日は一般的には終戦日といわれています。しかし、正確には日本国が無条件降伏を受け入れて停戦状態になった日です。
そして、厳密に言えば、本当の終戦は、昭和27年4月28日、アメリカを始めする連合国が様々な占領政策や戦後処理などを終えて、日本が独立国として国家主権を回復した時です。(サンフランシスコ講和条約の発効)
とは言え、日本人にとって、戦争を終結することを知った8月15日、この日を終戦日と感じるのも最もです。
尾鷲神社では8月月次祭に合わせ、現在の日本の繁栄は、先の戦争で国のため、家族のためと戦い、尊き生命を燃やしていった御英霊のおかげである事を忘れてならないと御霊なごめ祭も執行しております。
今年も御霊なごめの祝詞を奏上し、最後に参列者の皆様と共に黙祷を捧げました。
様々な意見があるようですが、この戦没者慰霊顕彰には、政治(外交)や政教分離などは全く関係ありません。そして、決して影響を受けてならないものです。
日本人として、その尊き「こころ(精神)」を見忘れず、来年の御参拝をお待ちしております。
6月17日に両面の皮張替の修理を三浦太鼓店様にお願いした鎮めの大太鼓(直径約150㎝)!
搬出してから約1ヶ月半経過した8月9日(金)に愛知県豊橋市で出張したこともあり、大太鼓の修理状況を見させていただきました。
まずは連絡をと思い、2、3日前にお電話を差し上げたところ、夏祭りなどでお忙しくなかなか着手できなかったそうでした。
しかし、丁度、8月9日に皮剥を行い修理を進める事になっているとのお話しでしたので、皮剥に立ち会う事と致しました。
こちらの都合で午後3時過ぎに三浦太鼓店様を訪ねて、皮剥を取り行いました。
太鼓の胴の内側には平成6年阿部太鼓店様、昭和8年杉本太鼓屋様、それと解読出来なかったものがひとつ、太鼓修理の記録が記してありました。
貴重なものを拝見させてもらったと同時に三浦太鼓店様からも誠心誠意を尽くして修理して下さると心強いお言葉もいただきました。
三浦太鼓店様により新しく生命を入れて戴く大太鼓!その奏でる音色が楽しみです!
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■は休日・祝日、あるいは祭典日