少し朝の冷え込みがおさまった年の暮れの12月27日(日)に大楠注連縄掛神事が執り行われました。
今年は神木(大楠)の6月下旬の注連縄がコロナウィルス感染症の影響で止むなく中止となりましたため、今年初めての締め換えが来年を良き年と迎える神事となりました。
今月の初旬に神社総代、氏子有志の皆さんが協力し〆打ち(注連縄作り)したものを大楠の前に並べて、午前8時30分、武田総代会長、他、氏子総代が約50名程が集まり神事を行いました。
新年を迎えるにあたり、神社総代が日々の感謝を込めて〆打ち奉仕したことや、注連縄掛が過ちなく無事に終えることを祝詞で祈願し、大楠と作った注連縄の清祓いを行い、いよいよ張替です。
要所に脚立などを立て掛けて、古い注連縄を外して新しいものに締め替えました。
続いて手分けをして神社の鳥居や各所に注連縄を新しくして、正月飾りと提灯や歴代の干支大絵馬も境内に飾り付けました。
新しい注連縄を纏った大楠!や提灯などで飾られた境内!平和の夫婦楠と、新しい年こそコロナウィルス感染症の終息を願っている氏子崇敬者に御神力を分け授け下さることでしょう!
皆様にとっても令和3年が素晴らしい年となりますように!
今年もいよいよ残すところ、あと1週間となった12月24日(木)、恒例の尾鷲高校美術部・書道部と日本画家、寺岡多佳先生の新年干支絵馬合同奉納式が執り行われました。
尾鷲の子ども達に伝統・文化・伝承に触れてもらうことが目標で始めたこの新年絵馬の奉納も今年で、尾鷲高校美術部・書道部が14年目、寺岡先生にも有り難く8年目の奉納となりました。
昨年からもっと子ども達の自主性を重んじ、新年に神社を置く干支絵馬のデザインから大絵馬までを尾鷲高校美術部・書道部の生徒達に全て任せて作成しております。
今年の干支は丑(うし)であり、松竹梅の縁起物と愛くるしい丑が描かれている素晴らしい干支大絵馬!正に尾鷲にしかないオリジナル絵馬として新年の神社境内を賑やかします。
又、尾鷲高校大絵馬奉納をきっかけにご奉納下さっている日本画家の寺岡多佳先生からも8年目、神紋を背負った丑の干支絵馬をお描き下さりお送りいただきました。
全国の神社に絵馬をご奉納している寺岡先生から毎年頂戴する尊きお志には感謝してもしきれません。
今年も寺岡先生の希望にあわせ、高校生達と合同奉納式で披露させていただき弊殿に納め飾る予定です。
初詣にお見えの際は、この二つの干支絵馬も、是非お楽しみ下さい!
今年も残り僅かとなった12月15日午前10時、来年も良き年になることを願い、縁起物御霊入れ清祓を執り行いました。
これは、当神社の主祭神、スサノヲ命のこの地方に伝わる古き伝承、縁起物の祖(おや)神に因んで行われるお祭りです。
今年も例年通り、来年の大宝市(おおたからいち)で氏子崇敬者が授与に来る縁起物を拝殿に並べて大太鼓と清鈴で祓い清め、特に今年はコロナウィルス感染症の終息もあわせた特別な祈願祝詞を奏上し剣金弊によって大神等の分御霊を授かりました。
最後に神宝・獅子頭のお力も仰ぎ、御獅子祓いを行い御霊入れ祭をおさめました。
又、今年に限り感染症対策として初詣などの混雑の緩和を図るため、12月21日から授与を開始致します。(ただし、12月31日は授与不可ですのでご了承下さい)
授与は来年のどんど焼き(1月15日)まで!
なお、縁起物は御霊入れしているため、無くなり次第終わらせていただきますのでご了承下さい。
来年の大宝市(1月1日~1月3日)へ!たくさんの皆様のご参拝を心よりお待ちしております
毎日、日を追うごとに寒さが厳しくなる12月15日(土)、午前9時より月次祭が執り行われました。
今日は今年最後の氏子崇敬者󠄀の皆様と一緒に祈願する月次祭となります。
毎年、この最後の月次祭では、残り僅かとなった今年に知らず知らずに犯した罪穢れが残っているなら祓い清めていただき、新しい年を清々しい身体で迎えられるように祈願をしております。
正月に授与していただく縁起物を飾る中、先ずは修祓により下祓いし、祈願祝詞の奏上。
そして、惟神太鼓と清めの鈴祓いにより残れる罪穢れをお祓いしました。
最後に順番に玉串拝礼を行い、無事、今年最後の月次祭をおさめました。
新しい年も氏子崇敬者の皆様とコロナウィルス感染症の終息と世界の恒久平和、そして御皇室の弥栄と尾鷲を始め日本国の繁栄を祈念していきたいと思っております。
皆様のご参列を心よりお待ち申し上げます!
秋の気配を楽しむ間もなく、朝の冷え込みがすっかり冬の到来を感じさせる12月1日(火)に12月月旦祭を執り行いました。
今年最後の月旦祭でもあり、お集まり下さった10名以上の氏子崇敬者の皆様と、まずは今年1年を振り返り、現在、また感染者が増えてきているコロナウィルス感染症について大神等のお護り導きをいただき、いち早い拡大防止と終息を祈願しました。
そして、大神等の御加護に感謝申し上げると共に、あと一ヶ月となったこの12月にやり残した事がなく残れる罪障があればと、最後に御獅子祓󠄀でお祓いし、新しい年を清々しく迎えることができるようにあわせ祈願しました。
今年も月次祭、年越しの大祓と祭典も残り僅かとなってきましたが、神社に参拝された氏子崇敬者の皆様のひとり一人の思い・願いが大神等に届き、これからの世情に反映されて新しい年の世界の恒久平和に繋がれていく事を期待しております。
皆様のご参拝を心からお待ちしております。